健康の最近のブログ記事

膝修理の状況

user-pic
0

結局、月曜午後から板橋区の某病院に入院、火曜の午後に関節鏡(内視鏡)による手術を受け、水曜にははや退院。経過は、いまのところまずまず。まだ、膝に水がたまった状態で、90度くらいしか曲がらないし、完全にのばすのもちょっと辛い状態だが、痛みはほとんど取れて、片足に全体重をかけることもできる。

手術は腰椎麻酔でモニターを見ながら40分ほど。いやぁ、まるで「ミクロの決死圏」みたいで、自分の膝の中に潜っているような感覚はなかなか楽しい。結局、半月板は小さな割れ目が入っていて、その部分を切除というか削り取って、平らにしておしまい。あとは、ひととおり、関節の中をチェックして、少し、あれている部分を削って終了。

麻酔が完全に切れる前に動いてしまって、気分が悪くなったり(血圧がさがってしまうらしく・・)、夜中に傷がうずいて熱が出たりと、ちょっと辛かった一夜があけたら、なんとかゆっくり歩いて帰れるところまで回復。

まだ、歩く速度はゆっくりだが、確実に状態はよくなってきている。今日も、1時間シフトで会社に行ってきた。ただ、左右の膝を見比べると、明らかに水がたまっているのがわかる。明日、診察に行くのだけど、たぶん水を抜いてもらうことになるだろうから、そうしたら、もう少し状態はよくなるだろう。ちなみに、明日の診察はいつもの都心の病院。なにゆえ、板橋区(西台)あたりで手術をしたかといえば、いつもの病院の予定が埋まっていて手術が遅くなりそうだったので、担当医師のバイト先の病院で手術となった次第。まぁ、早いにこしたことはないので。

右が回復したら、ついでに左の状態も診てもらおうかと。半月板はともかく、膝全体をみると、左の方が悪そうなので。

東京は・・・というよりも、世界中の大都会はみんなそうなのかもしれないが、なにもかもがせわしなく動いていて、立ち止まることが許されない。みんな少しでも先に行こうとして、それが逆に渋滞を引き起こす。道路の人の流れしかり、仕事もしかり。すこしペースを下げれば、すべてすんなりと流れるのに、焦るから余計に行き詰まる。

最近膝を痛めているのだけど、これまでも何度か足を痛めた時に、常に感じるのがこれだ。たしかに、自分もいつもは、人より少し速く歩いている。ゆっくり歩いている人は煩わしく感じる。自分より速いやつには対抗したくなる。それが東京の日常だし、エキサイティングな街だと感じてきた。

だが、それができなくなった時に、この街への見方は一変する。周囲の人の流れは怖いくらいだ。朝の駅の階段では突き飛ばされそうになる。杖を持って電車に乗ると、前に座っている(特に)オヤジたちは寝たフリをする。まぁ、自分にも多少心当たりがあるのだが、それが普通になってしまっていると、案外自分のしていることに気づかないものだ。

このところ、そんな状態でかなりストレスがたまっているのだが、ちょっと視点を変えて、ゆっくり歩きながら周囲を観察してみるのもいいかなと思い始めた。みんな、自分が毎日どんな顔をして電車に乗っているのか。道を歩いているとき、どれほど怖い顔や疲れた顔をして歩いているのか。

人は自分の鏡だ。この際だから、周囲に写して、自分の日常を振り返ってみようと思う。

 

とはいえ、こういうストレスがたまる状態を放置するわけにもいかない。さて、今日はこれから膝の治療(手術)の打ち合わせに病院へ行ってくる予定。さっさと治して、またレースに復帰しようか。でも、この経験は忘れないようにしよう。

今日のお昼、また例の月島のお寿司屋さんまで、ランチを食べに出かけた帰りにちょっと散歩。いやぁ、おっさん的にはブルーシートと一升瓶がほしいかも・・・・。とりあえず、以下、コメント抜きにて・・・・。

こちらは、今日のお昼。これまた絶品・・・・

それから、また散歩・・・・

天気はいいのだけど、うっすら春霞・・・・。今日はスカイツリーがかすんでよく見えない。

桜のアーチのむこうは小学校、今日は入学式?

なんとなく、春爛漫なお昼休みでありました。

心もよう

user-pic
0

うつ病と診断されて、治療をはじめてから1年半、薬も次第に減り、もうあとは止めるだけの量まできた私。自分ながらに、比較的うまく立ち直れたと思ってはいるのだけど、これはかなりラッキーが重なった結果のようにも思う。

今日、やはり2年ほど、うつを患って治療を受けているという知人と話をした。様々な事情から、仕事を休むことをせず、投薬治療を受けてきたものの、薬が増える一方で、なかなか改善せず、最近、思い切って休職を決意したという。休職したまま、戻らない可能性も高いのだとか。

私の場合、幸いにも会社の制度も整っていて、周囲への気兼ねはあったものの、思い切って振り払って休職できたのだけれど、なかなかこれができる状況にない人も多いのだという現実を見せつけられた気がした。そう思うと、自分自身の立ち直り方がそれでよかったのか・・・・などと少し余計なことまで考えてしまったのだけど、これは、ある意味で自分の頭を整理するいい機会にもなったかもしれない。

会話していて、自分の経験を話しながらも、それに違和感を感じている自分がいた。状況があまりに違いすぎるから、なんとなく言葉が空回りする。中途半端な励ましよりは、もう全部忘れてのんびりしなさい・・・というべきなのだが、その言葉を簡単に言えない。自分はそうしたことが、その人には難しい現実があるからだ。教科書通りに「聞き手」にまわりながらも、なんとなく不思議な後ろめたさを感じていた。

心のケアは、人それぞれの状況によって変わる。自分の経験が必ずしも人の役にたつとは限らない。ただ、このような時に、うまく相談にのれない自分が歯がゆかった。もちろん、それが普通であることは承知しているのだけど。

自分の場合、独り身であることもあって、きままな生活をしながら充電することができたのだけれど、こういうケースはむしろレアなのだと思う。社会生活をしている以上、ストレスは避けられない。気がついているストレスならば、避けようもあるし抵抗もできるのだけど、案外、心に重くのしかかってくるのは、自分が気づいていないか、もしくは気づいていても気づかぬふりをして否定してしまっているようなストレスだと思う。知らぬ間に、がんじがらめになって、心が窒息してしまうのだ。敵の姿が見えないから、あがけばあがくほど息ができなくなる。何がストレスかもわからないから戦いようがない、ならば、ストレスの原因になりそうな物を一旦全部排除して、まずは心の深呼吸から、というのが基本だと、教科書的には書いてあるのだが、現実にはそれが難しい。私の場合は、たまたまそれが基本に近い形でできる環境を与えてもらっていたということなのだろう。

ただ、少し振り返ってみるならば、とにかく自分が「気持ちいい」と感じることをひたすらしていたような気もする。ならば、全部は無理でも、少しずつ、どこかで何か自分が気持ちよく感じる方向に舵を切ることができれば、それは第一歩になるのかもしれない。ストレスと闘う必要はない。逃げてもいいのだ。いや、まずは逃げるべきなのだろう。いつかはまた戦うことが必要になるだろうが、それは完全に充電が完了してから思う存分やればいいのだと思う。少なくともそういう気持ちでいられれば、いい方向に向かうのだろう。焦るなと言っても、休んでいる間も周囲は走っているのだから、それは難しいのかもしれない。ならば、今はしばらく借りを作っておいて、後で倍返しするくらいの気持ちでいてもいい。これも気の持ちようなのだろうけど、性格的に難しい人も多い。むしろそれが下手な人が心に痛手を負ってしまう。そこは、うまく自分を納得させる(騙す)ことも必要だろうと思う。そうして、みんなが感じるある種の「うしろめたさ」を、うまく消してしまうことが大きなポイントなのかもしれない。

私にしても、まだ治療のステップは完結していない。時々は自分を見直してみることも必要なのだなと思った次第。知らず知らずにまた、負のスパイラルに落ちってしまわないように。

まだ道半ば・・・・なのだから。

もうかれこれ一ヶ月、アメリカから帰って以降、咳がずっと続いてます。何度も病院へ行って薬をもらっているものの、ちょっと良くなったかと思うとまた悪化する、といったようにずるずると続いているのです。先週、薬を変えて一週間様子を見たのですが、ほとんど改善しないばかりか、ちょっと強い薬のせいで、朝、寝起きが辛くなったり、昼間の眠気が出たりしているので、今日、また会社をちょっと抜け出して病院へ行って相談してきました。ここ数年、風邪の後に咳がなかなか治らない人がなぜか増えているらしく、ひどい人は二ヶ月ほど続くこともあるとの話で、とりあえず、今度は吸引するタイプの薬を使ってみようということになりました。前々回にレントゲンなどの検査をしていて異常もなく、聴診でも特に異常はみられないとのことで、おそらく気道の炎症などが原因だろうとのこと。気管支ぜんそくなどに使う薬をしばらく使ってみようということのようです。

とにかく、そろそろ治ってくれないと、ちょっと体力も消耗気味。ストレスも少し感じ始めているので、なんとか治したいものですが・・・。なにより、今の状況では、マスクをしているとはいえ、咳き込んでいると周囲の視線も気になりますからね。

さて、梅雨はまたちょっとお休みの様子です。紫陽花も雨が恋しそう。

雨が降らないので、今日も帰りは晴海通りを有楽町まで歩いて帰りました。とりあえず、コメント抜きで、道すがらの写真を・・・。

そういえば、大量の個人情報流出をやらかした某証券会社の元システム部長が逮捕されましたね。でも、今の法律で立件できるのは、他人のIDを悪用して接続したことによる「不正アクセス禁止法」違反と、会社のCD(メディア)を盗んだ窃盗罪くらいで、情報そのものについては罪に問えないのではないかと・・・。一方会社のほうは、システムのID管理の不備(異動した社員のアクセス権削除漏れ)は個人情報の安全管理という面では大きな手落ちでしょう。でも、これも改善命令くらいが関の山で、むしろ会社としてはイメージダウンや「ごめんなさい料」のほうが痛手にちがいありません。もちろん、これらの損害を民事的に元部長に請求するというのは可能でしょうが、個人相手には現実的に損害をすべて・・・というのは難しいだろうなと思います。もし、この事件が、正当な業務上のアクセス権を持つ社員が、たとえばネットを使って情報を持ち出したとしたら、刑事責任を問うのはもっと難しくなりそうです。刑法に情報窃盗罪を加えようという議論はかなり前から続いているものの、なかなか実現しません。そういう意味で、この種の行為に対する司法の抑止力は限定的であるのが現実ですから、防止策は、教科書通り、きちんとしたIDとアクセス権の管理を行うことやログの取得と第三者的なチェック、複数者による作業といった適切な牽制関係を作っておくことなど、基本に立ち返って考えるしかなさそうです。「部長」といった立場の人がその職務権限について、適切なチェックを受ける仕組みも必要ですね。今回の事件は、ID(またはアクセス権)の削除漏れという一見些細な出来事が、とんでもないことになるという、いい例かもしれません。一般の社員ではなく、こうした欠陥を悪用できるような立場にある人が存在するとリスクはより大きなものになりますから。

さて、今日もらった薬が効いてくれることを祈って、今日は寝ることにしましょう。

雨の朝

user-pic
0

今日は、朝から定期診察(メタボ+αの治療中)のため、都内の病院へ。雨のせいか、首都高はあちこちで事故渋滞が起きていたので、それを迂回しながら9時前に病院着。とりあえず、診察前の検査でどっさり血を抜かれ、心電図をとってから、診察までの間、近所のそば屋に朝食を食べに行き(検査前は食事ができないので)すこし雨の中を歩いて時間を潰しました。道ばたには、紫陽花。うっとおしい雨の日に、ちょっと心を和ませてくれる花です。

このところ、風邪であまり動かず、家で喰っちゃ寝生活をしていたためか、それともアメリカでまた肉食生活をしてきたせいか、検査の数値は全般的に悪化・・・・。やはり、生活の乱れは数値にきちんと反映されるようです。(^ ^;)

その風邪のほうは、多少マシにはなったものの、まだ喉の痛みが続いていて、咳も出始めて・・・と、またアメリカに行っていた時と同じパターンを繰り返しているようです。もしかしたら、日本で別の風邪を、またもらってしまったのかもしれません。

家でテレビを見ていることが多いので、最新のニュースなどは常にチェックしていますが、足利事件の話は、怖いなと思った次第。「科学」という言葉の魔術を見せられたような感じです。本来、科学は、あいまいな点や矛盾をきちんと解決していくもののはずですが、専門家が中途半端な検証で結果を出してしまえば、周囲はそれを信じるしかなくなります。もちろん、今回の話は、別の専門家などから多くの問題指摘があったにもかかわらず・・・ということなので、日本の司法の体質を厳しく問わなければいけないものではあるのですが、同様のことが、サイバーフォレンジックでも発生する可能性もあり、ちょっと考えさせられます。当時のDNA鑑定を根拠に死刑判決を受け、既に執行された受刑者もいるとのこと。弁護団や遺族が死後の再審請求を準備しているということですが、もし、これで判定が覆ったら・・・と考えると怖いものがあります。死刑制度そのものの是非を問う議論に発展するかもしれませんね。ただ、もしこうした、起きてはならない間違いが実際に起きてしまったのだとすれば、こうした議論は必須となるでしょうから、きちんと検証してほしいものだと思います。

ところで、今夜は、サッカーのウズベキスタン戦。ワールドカップ一番乗りを決めてほしいですね。体調が悪いので早く寝たいのだけど、今日は無理かな・・・・

昨日、JNSAの成果報告会と総会があって、そのあとの懇親会でちょっと飲み食いして帰ってきたのですが、帰り道あたりから喉の痛みが出始めて、家に帰ってからだんだん熱っぽくなり、最後には唾を飲むのも痛い状態になってしまいました。一晩寝てもあまり改善しなかったので、会社を休んで医者にいくことにしたのですが、先々週に米国に行っていたこともあって、一応、手順どおり、まず発熱相談センターに連絡して、状況を説明し、一般の病院へ行っていいというお言葉をいただいてから、次に、病院に電話して事情を説明し・・・・と結構面倒な話になりました。まぁ、この状況なので、いきなり病院にいってアメリカ帰りだといった瞬間に、隔離病棟へ連行された知人の話もあったので、とりあえず段取りを踏んだ次第で。

とりあえず、成田検疫での検査で陰性だったことや帰国後1週間以上経過していることなどを説明して診察を受け、(細菌感染による)喉の炎症とのことで、抗生物質と痛み止めをもらってきました。今回もらってきた抗生物質はフロモックスという薬で、検索してみるとセファム系という種類の抗生物質のようです。説明書きを読んでいたら、効果のある菌の種類の中に、「インフルエンザ菌」という記載が目に留まりました。インフルエンザはウイルスが病原体のはずなのに、なぜ「菌」なのだろう、間違いではないかと思って複数の説明を検索しましたが、いずれにもこの記述があります。そこで、今度は、「インフルエンザ菌」を検索してみると、どうやら、中耳炎や副鼻腔炎、咽頭炎などを起こす菌のひとつで、かつてインフルエンザの原因菌ではないかと疑われたため、この名前がついたとのこと。その後、インフルエンザがウイルスによる病気だとわかってからも、名前だけが残ったようです。なんとなくまぎらわしいですね。ただ、インフルエンザの際にも、これらの菌の二次感染によって症状が重症化するようなこともあるようです。

ここ数年、この時期によく風邪を引いて長引いたり、一度治ってもまたぶりかえしたり、ということが多いような気がします。一方、冬場の風邪はそんなにひどくはならないので不思議ですが・・。

とりあえず、また数日おとなしくして風邪を治さなければいけないので、正式な職場復帰はもう少し先になりそうです。まぁ、あんまり焦るなよ・・ということなのだろうかと。

 

先週、米国でCSI SXに参加しながら、現地で風邪をひき、新型インフルエンザではないかと不安になって、ホテルの部屋にこもりながら、あれこれと考えたことがあります。

リアルでの新型インフルエンザと、サイバースペースでのマルウエア流行や情報漏洩の頻発など、いずれも人がからむことで、同じような状況が生じる局面が多いように思います。たとえば、「未知の脅威」であるということへの不安感からくる恐怖は、人々の過剰反応を引き出しがちですが、これも、たとえばマルウエアの大流行などの場合に、ちょっとPCが不安定になっただけで疑心暗鬼になってしまい、ヘルプデスクに電話が殺到するという状況が発生するというような形でよく見られます。特に、その脅威の詳細や、正しい対処法がきちんと伝達されないと、不安感が増大され、流言飛語や誤った認識による対応などが、さらに混乱を増大させることになります。たとえば、Winnyによる情報漏えい事故が頻発していたころ、よく受けた質問に、「最近、PCの調子が悪いのだけど、Winnyに感染したんじゃないかと不安」というものがあります。これも、Winnyとは何か、ということや、情報漏えい事故がどうやって起きるのかという知識の不足からくるものです。

セキュリティ上の脅威についての関心を高めるような活動を行う際、とくに差し迫った脅威の場合は、その反応を考えながら慎重に進める必要がありそうです。まさに、今回の新型インフルエンザにおいて、WHOなどが発表に非常に気を遣っていたように、脅威を強調しすぎれば過剰反応となり、逆に軽く表現すれば、過度の安心感を与えてしまって必要な対応が十分に行われないというようなことを念頭に、かなり微妙なかじ取りが必要になりそうです。

これまで、我々(情報)セキュリティ屋は、ともすれば「脅し」を武器にしてきました。それは、「脅威」への一般認識がきわめて低かったころに出来上がった形です。しかし、現在、サイバースペースの脅威は徐々に、ビジネスを真に脅かす脅威として認識されつつあり、「脅し」が効きすぎるケースが見られるようになっています。「脅し」によって過度の防御をかためたとして、それで問題を回避できればそれでいいじゃないか、という考えは安易です。過度の防御は、それ自体に時間やコストがかかるだけではなく、生産性の低下などビジネス上の問題も引き起こし、無視できないマイナス効果をもたらすからです。「脅し」の効果はだんだん減少していき、最後にはほとんどゼロになってしまいます。こうなると今度は最低限必要な対策にも金や人をもらえないハメになりかねません。本当に危ない脅威が出てきたときに、十分にそれに太刀打ちできない可能性があるのです。

今回の新型インフルエンザの騒ぎでは、貴重な経験がいくつか得られていると思います。まず、情報の不足。政府も当初はまとまった形で情報を開示できず、マスコミもWHOや海外メディアの報道などの一部を切り取って報道してしまったために、全体像がわからず十分な知識が得られないままに時間が経過してしまったこと。もっとも重要なことは、一般市民がこれにどう対処すべきなのか、誰も明確なことを(相当の権威をもって)言えなかったこではないかと思います。全体像が、発表できるほど理解されていないのであれば、最低限何をすべきかをまず周知すべきだろうということです。たとえば、今回のインフルエンザの場合、まだ日本に入ってくる前の段階から、入ってくることを想定して、まだ流行している季節性インフルエンザを含めて感染防止策を国民に徹底させておく必要があっただろうと思います。一旦新型が入ってくると、季節性か新型かは医療機関でなければ判断できないため、季節性の患者を含めた大量の患者が発熱外来におしかけることも危惧されるからです。今回の新型は、毒性は季節性インフルエンザよりも大きくないことが当初からわかっていたわけなので、入ってきた場合、一般市民ができることは、季節性インフルエンザの場合とほとんどかわらないのですから、先手を打ってこれを、もっと強く周知してもよかったのではないか、ということです。マスク信仰についても、もうすこしきちんとした情報を国が出してほしかったと思います。まず、最初に行ってほしかったのは、風邪をひいている人や咳、発熱などの症状があれば、外出をできるだけひかえると同時に外出時には必ずマスクをしてください、というアナウンスです。感染していない多くの人がマスクをするよりも、はるかに効果があるはずです。マスクについての政府の態度は極めてあいまいだったと思います。これは邪推ですが、選挙前なので特需を期待する業界に気を遣ったのかもしれませんね。こうしたことを、厚労相あたりが会見の席ではっきりとマスコミに伝えて報道してもらうことが重要だったと思うのですが。どうみても、今の状況は、なんともなさそうな人がマスクをしていて、風邪をひいてそうな人がマスクなしで咳をしているという本末転倒な状態になってしまってます。今回のウイルスが強毒化して戻ってきたり、鳥インフルエンザ変異の新型が出現した際に、今回の経験が生きるのか、それとも逆にマイナスになってしまうのかは現時点では微妙な気がします。是非、政府にもマスコミにも、今回の騒ぎの総括をどこかでやってほしいものだと思います。

情報セキュリティの脅威に対する関心を高める際も、我々専門家は、一般ユーザがすべきことと、専門家レベル、つまりSOCやIT部門が行うべきことをきちんとわけて精査し、一般ユーザには全体像をきちんと知らせつつ、彼らが何をすべきなのか、「具体的な」メッセージを発信すべきでしょう。

こうして比べてみると、なかなか興味深いなと思います。

どきどき・帰国

user-pic
0

今朝のシアトルは快晴。しかぁし!、体調は最悪・・・・・。昨日、もらった薬(抗生物質と咳止め)を飲んで寝たにもかかわらず、咳がとまらず、ほとんど熟睡できなかったので、ちょっとつらい朝になってしまいました。たしかに、いわゆる風邪薬ではなく、抗生物質は効き目が出てくるまでに時間がかかりそう。咳止めは・・・おそらく痰が切れないので、咳だけ止めようとしてもダメ・・・。ということなんだろうなと。特に横になっていると咳がひどくなるので、キングサイズベッドにいっぱいの枕を積み上げて、少し上体を起こした感じで寝ようとしてみたのですが、しばらく寝てもまた目が覚めるといった状態でした。結局、ずるずると9時ごろまでベッドにいて、このままじゃきっと寝過ごすと思ったので、なんとか起きて荷造りを始めました。

とりあえず、空港まで行けばあとはなんとでもなるので、まずはホテルをチェックアウトして空港へ向かいます。幸い、土曜日の今朝は道は比較的空いていて、渋滞もなく11時ごろには空港に着いてました。車を返して、帰国便のチェックイン。カウンターもそれほど混雑していませんでしたが、セキュリティはそれなりに混雑(通過に15分ほど)。でも、一昨年来た時は、こんなもんじゃなかったので、これも空いているほうかと。

出発ゲートは南側のSゲートなので、地下のトラムでターミナルを移動。このトラムは4分おき自動運行ですが、実際は5分以上待たされるので、ホームにはかなり人がたまります。おそらく遅れる原因は駆け込み乗車。混雑のため1本見送ったのですが、この時も2組ほどが無理やり駆け込んで発車を遅らせていました。自動運行のため、安全策としてドアの開閉が遅くなっているのでしょう、一回駆け込まれると一度開いて、それからゆっくり閉まるので、さらに駆け込みの余裕を与えてしまいます。たぶん、それでずるずると遅れていくのでしょう。(ちなみに、SFOのエアトレインはこれをやると、 You're delaying the train! といって怒ります。)

とりあえずゲートを確認して、ゲート脇のNWラウンジへ。朝飯を食ってなかったし、薬も飲みたかったので、ちょっと食べ物をつまみました。

ちょうど、折り返しの成田行きになる機体が到着したところで、荷物の積み下ろしや燃料給油が始まっています。帰りの機体はすでにデルタカラーに塗り替えられていて、ちょっとこれまでとは雰囲気が違います。ちなみに、機体の塗り替えと同時に、社内のVOD画面のロゴなどもデルタに変えたようです。でも中身はほとんど変わっていません。

ちょっとPCをいじっていたら、ここにきてまた少し咳が出始めました。幸いにも搭乗までには一旦おさまりましたが、とりあえず機内ではマスクをしておいたほうがよさそうです。1時15分ごろに搭乗開始。とっている座席はエコノミー最前列の非常口座席。非常時には体を張って脱出を援助するという条件付きの座席ですが、足を延ばせるゆったりさとPC電源着きということもあって、空きがあればだいたい押さえます。今回、この座席1列はビジネスクラスと同時に搭乗可能になっていたので、とりあえず乗ろうとしたら、呼び出しがかかりました。行ってみると「座席を変えますがいいですか?」とのこと。ラッキー、アップグレードされちゃいました。行きも同じだったので、出張の時よりも安い(つまり融通のきかない)チケットを買ったにもかかわらず・・・。やはり飛行機は同じ会社に乗り続けるものだな・・・と。

さて、搭乗していよいよ離陸。北向きの離陸なので、ちょうどシアトルのダウンタウンあたりの上で西向きに旋回して海岸線に向かうルートです。これまで感覚的にはシアトルは太平洋に近いイメージがあったのですが、入り組んだ湾の奥にあって、外海まではかなり距離があり、海に抜けるまでの間にはまだ雪をいただいた山も飛び越します。

今日の飛行ルートはかなり北寄り。海岸沿いに出てから進路を少し北寄りに変え、アラスカの直下を飛ぶような感じでした。帰りはだいたい寝ずに映画を見ているか、PCをいじっているのですが、今回は映画を3本ほど見ました。「地球が静止する日」主役のキアヌ・リーブスが持つイメージ=マトリックスでのイメージをそのまま生かしたような作品ですが、ちょっと尻切れ感もあるかなと。2本目はディズニーファンタジーの名作、ピーターパン、懐かしく大笑いしながら見ました。笑いすぎて咳が止まらなくなってちょっと往生しました。3本目はマダガスカル2、これが一番おもしろかったかな。ペンギンのキャラは最高です。

さて、そうこうしている間に、もう成田は目前。軽食を食べて着陸態勢に。揺れるかも・・・という情報の割には揺れもせず、そのかわり風の変化のため、進入方向が変更になり、順番待ちの渋滞が発生。しばらく空中待機してから、ようやく着陸できたのは4時40分ちょっと前くらいでした。

先週中に終わるかも・・・と言われていた機内検疫は、かなり簡素化されたものの、まだ継続されていました。とりあえず、滞在中の状況をありのまま申告しておいたほうがよかろうと、質問票にあれこれ記入したら、チェックリストのほとんどにチェックが入ってしまい・・・。で、回収されるかと思いきや、なにか異常があった人のみ教えてください・・・とのこと(そういう意味では機内検疫はほとんどないに等しいのですが・・・)。質問票にいっぱい書いてしまったので、名乗らないわけにはいかず、手を挙げると検温されました。やはり微熱があり、ここでインフルエンザ確認検査が確定。私の席から3行3列のシートに赤いシールが貼られ、それ以外の人たちには降機許可が出ます。ビジネスクラスの乗客の2/3はかわいそうにも居残りになってしまいました。よりによって、申告したのは私だけ・・・。周囲の視線がちょっと痛かったです。とりあえず、私はその場で「御用」となり、検疫所のオフィスで検査を受けることに。私が連行されたあと、居残りの乗客は解放されたようです。

私はといえば、検体をとって15分ほどの検査の結果、インフルエンザではないと確認され、釈放されました。まぁ、いい経験をしたといえばしたのですが、申告せず、熱も(たとえば解熱剤などで)下げてしまっていれば、しらばっくれて抜けることも出来てしまいそうなだけに、ちょっと不安です。実際、帰りの飛行中はあちこちで咳き込む声が聞こえていましたので・・・。

ま、めったにない経験といえばそうですが、あまりしたくない経験でもありますね。成田の到着ロビーは出迎えもまばらで閑散として静まり返ってました。

とりあえず、そんなこんなで帰ってきました。まずはこの長引きそうな風邪を早く治さないとね。

今日は朝からいい天気。富士山もくっきり見える。連休に実家から帰って以来、雨続きだったので気持ちがいい朝だった。

朝飯を買って帰ってきてTVをつけて食べ始めたところに飛び込んできたのが、新型インフル感染者確認のニュース。まぁ、ある意味予想されていたことでもあり、そのこと自体よりも、その情報がどのように流れていくのかということのほうが気になった。見た限りでは、マスコミも比較的冷静にニュースを伝えていて、政府も厚労相の会見までは少々時間がかかったものの、発表された内容はある意味、教科書通りで一安心。各メディアとも専門家のコメントや、感染の避け方などをまとめて放送するなど、不安感の打ち消しを念頭に置いた報道姿勢だ。

昨日は、気を利かせて書いたつもりのWHO会見のサマリーが、あちこちに聞き間違えがあって、ちょっと恥ずかしいことになってしまったので、今日はもう一度、文書化されたものと音声を突き合わせてなぜ聞き間違えたのかを考えてみた。簡単にいえば、まだ日本語で言うところの「てにをは」をきちんと聞き分けられていないのだと思う。まだまだ修行が必要だなと思う次第で・・・。自分の専門の内容ならば、ある程度知識で補完できるのだけど、専門外のことをきちんと聞きとるにはまだまだ努力が必要なのだと思う。今回も結局自分の主観で補完してしまったので、ずいぶんと不正確になった部分があった。これは、リスニングよりもリーディングで、文章がすんなり頭に入ってくるような練習を重ねたほうがいいかもしれないな・・と。

さておき、ニュースは気になったものの、今日は午前中に診察のために病院へいくことになっていたので、車で都内の病院へ向かった。

最初に耳鼻科へ行って、先日から時々雑音が聞こえる右耳の診察。2週間近く薬を飲んだのだけれど、あまりよくならないので再度見てもらう。耳の中や鼻の奥をスコープで見てもらったのだけど、特に異常な様子が見られないので、もうしばらく薬(抗生剤、鼻汁を出やすくする薬)と、耳鳴りを抑えるためにビタミン剤(B12)を追加して飲むことになった。あまり気にしすぎないでねとのこと。

次に行ったのは精神科。この間のリハビリ出社の様子を先生に話してみたら、状態はかなり改善してるので、あまりあせらずにね、と言われた。飲んでいる抗うつ剤は、しばらくはいまの量で続けて、最終的には1年くらいはかけて減らしていくことになるようだ。

とりあえずお昼前に自宅に帰ってきて、それから昼食に出かけて、その帰りに薬局へ寄って薬をもらってきた。歩いていると汗ばむくらいの陽気だ。昨日まではちょっと肌寒かったのに一気に夏になったような感じ。ちょっと体がついていかない。

家に帰ってまたテレビでニュースをチェック。それから関連サイトをネットでチェック。米国CDCのサイトでも、WHO同様に毎日プレスコンファレンスが行われていて、その音声ファイルと少し遅れて文書化された記録がアップされている。音声はWHOのものに比べてちょっと音質が悪く聞き取りにくい。また、米国では、啓発用に pandemicflu.gov というサイトが立ち上がっていて、一般向けの情報が整理されて公開されている。感染防止の注意を説明したビデオはわかりやすい。日本でもこういうサイトを上げてくれればいいのにな、ととりあえず厚労省のサイトを見てみたら、ありました。新型インフルエンザ対策サイトの日本版。でも、米国に比べるとちょっとたよりない感じもするし、最新情報がまだ5月6日のもの・・・・うーん、今日なんかは即アップデートしてほしかったなと。それに、米国ではCDCの会見などで先のサイトがあることをメディアに伝えているから、メディアは国民にその存在を知らせているはず。一方、日本でこのサイトをニュースなどで紹介したメディアは私は見ていない。(もしかしたらあるかもしれないが)まぁ、あまり頻繁には更新していないみたいだから、教えたら逆に苦情が来るかも・・・とか思いながらもちょっと情けない。たしかに世界一の感染者数になった米国とは政府の緊迫度が違うのかもしれないが、今日あたりからはこちらのほう(国民向けの情報公開)も臨戦態勢で願いたいものだと。

そんなことをしている間に、もう夕方。ちょっと外に出たら、面白い雲を見つけた、まるで竜が飛んでいるような雲。役目を終えた鯉のぼりが竜になって空に昇ったみたいだ。

そして夕暮れ。夕焼け雲もちょっと不思議な形

こうして今日も暮れていった。明日も暑くなりそうだ。