所感: 2009年6月アーカイブ

昨日、ふと思い立って、新幹線に飛び乗り、とある温泉地で下車。飛び込みで旅館に一泊して温泉三昧してきました。まぁ、これも一種の現実逃避なのですが、会社に正式復帰して、ようやく半月、まだ、エンジンも温まっていない状態で、すこしノッキング気味だったので、ちょっとギアダウン。

正直言うと、ちょっと気持ちの上で引っかかっていることがあって、すこし気持ちの整理が必要だったわけで。4月にハワイでやった自己分析、とにかく前を向いてやっていこう、という結論を出せたつもりだったのだけど、根本的な問題を置き去りにしていたようです。とにかく自分の知識や経験をいつまでも増やし続けていくために、理想を追い続けて、新しいことをどんどんやっていく、一見考え方として特に問題もなさそうに思っていたのですが、以前からうっすらと感じていた不安のようなものが、あることをきっかけに顕在化してしまいました。

そのきっかけ、というのが、会社のカウンセラー氏とのお話し。彼が言うには、(少なくとも私が理解したのは)年相応に枯れないと、自己と現実のかい離が激しくなってしまうよと・・・。自分が頭の中で描いている自分と、現実の自分の間のかい離が広がると、最終的に自己破たんするよ・・・ということのようです。有名な何人かの文学者が、自己破たんしてしまったのは全部こうした自己認識と現実とのかい離が原因なのだとか。

この話を聞いてから、なんとなくもやもやしていたのですが、この週末に温泉につかりながら考えてみて、そのもやもやが、実は以前から感じていた不安にリンクしていることがわかりました。昨年、うつになったときに感じた無力感、つまり、自分は何のために生きていくのだろうという疑問の答えとして、とりあえず自分を行ける所まで、どんどん大きくしていこう、強くしていこう、それを生きていく目的にしようと考えたのですが、実際、それをいつまで続けていけるのか・・・ということは棚上げにしていたわけで・・・。それでも、どんどん自分は年をとっていき、いつか、前向きになれなくなる時が来るのではないか・・・という不安です。その時、おそらく自分は生きていくことができなくなってしまうのだろう、そんな不安は、これまでにも漠然と感じていたものでした。前向きにありたい自分と、どんどん衰えていく肉体や頭脳とのかい離はおそらく、さらに大きくなっていきます。どこまで踏ん張れるのか・・・・、そう考えるとまた不安が押し寄せてきます。

最近、映画とかアニメとかを見ていると、その中に感情移入して没入している自分に気がつきます。ある意味、現実にできない体験をその中でしている反面、現実の自分からどことなく逃避しているような感覚にも襲われます。ゲームにしてもそう。私がRPGばかりを買ってくるのも、そうした仮想体験(見方によっては現実逃避)ができるからにほかなりません。子供のころ、家にこもって少年少女文学全集50巻を読み切った時の感覚に似ています。この時の仮想体験は、おそらくは普通の人の人生の何十回分に相当するでしょう。しかも、その舞台は外国だったり、違う時代だったり・・・。このときは、今とは逆に、まだ子供である現実の自分に物足りなさを感じたり、違和感を感じたりしたものでした。ある意味、今の私の中にはまだこの時の自分が残っています。53歳のおっさんとしての外面、表向きの自分と相当にかい離した内面がまだ自分の中に存在しているのです。その自分が、いつまでもエンジンを回し続けています。現実逃避の仮想体験だけではなく、現実の自分にもドライブをかけ続けているのです。いいかげんガタがきつつあるエンジン、でもある意味でそのエンジンに燃料を供給し続けてきたのは、いつまでも年をとらない(とりたくない)自分の内面なのです。私にはカウンセラー氏の一言は、この燃料をあきらめろ、と言っているように聞こえてしまいました。たしかにこれは一種の麻薬です、しかし、これを捨てると、たぶん私のエンジンは止まってしまいます。それにかわる燃料は、いまのところ見出せません。つまり、いつか破たんするリスクをかかえながら走り続けるしかないのです。

もやもやしたまま自宅に帰ってきて、しばらくテレビを見て、それからぶらりと雨の中を横浜まで出かけて、家電店を物色。その帰りみち、なんとなく答えが見えたような気がしました。

それも生き方なのだろうな・・・・。今はそう思っています。他に目的もないのですから。なにより、この麻薬の快感はちょっと捨てられません。これまでだって、現実の自分はいろんな意味で他人の3倍程度の経験をしてきたと思います。ダメならもう一度・・・という考え方がその根底にあります。それを支えてきたのが、年をとりたくない自分の内面なのです。(まぁ、何度やってもダメなこともありましたが・・・・ (__;)さすがにそれはあきらめて・・・ )とりあえず、破たんした時のことを考えながら生きていくことなどできませんから、もうそんな心配はしないでおこうと思います。とことん行ける所まで行って、ダメになったらその時にまた考えればいいや・・・と。危険な考え方ではありますが・・・。現実と理想のギャップは仮想体験(という名の現実逃避?)で埋めながら、現実の自分は、段階的にギアチェンジしつつ・・・スローダウンしていく・・・、とまぁ、うまくいけばいいのですけどね。

まぁ、懲りない奴ですわ・・・・自分

もうかれこれ一ヶ月、アメリカから帰って以降、咳がずっと続いてます。何度も病院へ行って薬をもらっているものの、ちょっと良くなったかと思うとまた悪化する、といったようにずるずると続いているのです。先週、薬を変えて一週間様子を見たのですが、ほとんど改善しないばかりか、ちょっと強い薬のせいで、朝、寝起きが辛くなったり、昼間の眠気が出たりしているので、今日、また会社をちょっと抜け出して病院へ行って相談してきました。ここ数年、風邪の後に咳がなかなか治らない人がなぜか増えているらしく、ひどい人は二ヶ月ほど続くこともあるとの話で、とりあえず、今度は吸引するタイプの薬を使ってみようということになりました。前々回にレントゲンなどの検査をしていて異常もなく、聴診でも特に異常はみられないとのことで、おそらく気道の炎症などが原因だろうとのこと。気管支ぜんそくなどに使う薬をしばらく使ってみようということのようです。

とにかく、そろそろ治ってくれないと、ちょっと体力も消耗気味。ストレスも少し感じ始めているので、なんとか治したいものですが・・・。なにより、今の状況では、マスクをしているとはいえ、咳き込んでいると周囲の視線も気になりますからね。

さて、梅雨はまたちょっとお休みの様子です。紫陽花も雨が恋しそう。

雨が降らないので、今日も帰りは晴海通りを有楽町まで歩いて帰りました。とりあえず、コメント抜きで、道すがらの写真を・・・。

そういえば、大量の個人情報流出をやらかした某証券会社の元システム部長が逮捕されましたね。でも、今の法律で立件できるのは、他人のIDを悪用して接続したことによる「不正アクセス禁止法」違反と、会社のCD(メディア)を盗んだ窃盗罪くらいで、情報そのものについては罪に問えないのではないかと・・・。一方会社のほうは、システムのID管理の不備(異動した社員のアクセス権削除漏れ)は個人情報の安全管理という面では大きな手落ちでしょう。でも、これも改善命令くらいが関の山で、むしろ会社としてはイメージダウンや「ごめんなさい料」のほうが痛手にちがいありません。もちろん、これらの損害を民事的に元部長に請求するというのは可能でしょうが、個人相手には現実的に損害をすべて・・・というのは難しいだろうなと思います。もし、この事件が、正当な業務上のアクセス権を持つ社員が、たとえばネットを使って情報を持ち出したとしたら、刑事責任を問うのはもっと難しくなりそうです。刑法に情報窃盗罪を加えようという議論はかなり前から続いているものの、なかなか実現しません。そういう意味で、この種の行為に対する司法の抑止力は限定的であるのが現実ですから、防止策は、教科書通り、きちんとしたIDとアクセス権の管理を行うことやログの取得と第三者的なチェック、複数者による作業といった適切な牽制関係を作っておくことなど、基本に立ち返って考えるしかなさそうです。「部長」といった立場の人がその職務権限について、適切なチェックを受ける仕組みも必要ですね。今回の事件は、ID(またはアクセス権)の削除漏れという一見些細な出来事が、とんでもないことになるという、いい例かもしれません。一般の社員ではなく、こうした欠陥を悪用できるような立場にある人が存在するとリスクはより大きなものになりますから。

さて、今日もらった薬が効いてくれることを祈って、今日は寝ることにしましょう。

Another silent wars

user-pic
0

イラン騒動の陰で、インターネット上でも戦いが起きていることは、一般にはあまり知られていません。単に連絡手段としてではなく、反対陣営のサーバを攻撃したりする行為が頻発しているようです。米国の重要システムに国外から攻撃や侵入が頻繁に発生している話は、先日書きましたが、いよいよ米国防省はサイバー部隊の設立準備をはじめたようです。

これまで、ある意味、草の根で行われていた「サイバー戦争」が、国家の軍事機構の枠組みに取り込まれることで、いったい何が起きるのか。もっとも懸念するのは、リアルワールドとの関係です。現実の戦争は、残念ながら長い歴史を持ち、一応のルールらしきものも存在します。また、それらを抑止するための国際的な枠組みも存在します。一方、サイバー戦争は、いまのところ「仁義なき戦い」であるようです。軍事機関や重要インフラがサイバー攻撃のターゲットになることで、それに軍が関与し、たとえば、敵国の通信拠点にミサイル攻撃をかけるというように、実際の戦争とリンクしてしまう危険性もあるように思います。少なくとも、国家的な枠組みでサイバー「軍」を作る動きがあるのであれば、今後必要になるのは、偶発的な戦争を防ぐための国際的な枠組みではないかと思います。

極論すれば他国のシステムへの攻撃を「侵略行為」と定義し、各国がこうした行為の実行に関して国内をきちんと管理し、意図しない攻撃が発生する危険を排除できなければ、戦争のリスクはなくならないことになります。国家や軍によるネット監視、不都合な通信の排除、というような、どこかの国がやっていることを、すべての国がしなければいけない日が来るのかもしれません。

これだけネットが様々な領域で使われていることの代償は、ネットで発生したリスクが社会全体に深刻な影響をあたえかねないことです。つまり、ある国の社会に対して重大な被害が予想される以上、これが戦争行為ととられてもいたしかたありません。ネットの活用と安全保障、このジレンマが、いよいよ深まりそうです。

風邪が長引いていて、金曜日も咳がひどくなって会社を休みました。梅雨入り宣言にもかかわらず、先週末からいいお天気でしたが、この週末は家でおとなしくしてました。咳止めシロップを買ってきて飲んだら、これが結構効いたのですが、かなり眠気も出て、昼間はごろごろしながらテレビを見て、時々うとうとする状態で3日間過ごしました。薬のおかげか、喉の痛みと咳はかなり改善したので、もう一息です。明日は会社に出られるといいのですが。

さっき、夕食を買い出しに行ったら雨が・・・。また梅雨空に戻ってしまいました。一昨日はいい天気で、夕方の散歩は気持ちがよかったのですけどね。これは金曜日の夕方の空です。

フェーズ6宣言が出たインフルエンザも、とりあえず今のところは平静を保っている模様です。ただ、感染者は着実に増えているので、警戒は怠らないようにしたいものです。日本の政治はあいかわらず、我々国民不在で右往左往しているようで、ちょっとあきれ気味で見ています。ちょっと気になるのは、某えせ障害者団体の割引不正利用事件。当初政治家の関与がとりざたされていたのに、このところその話がなりをひそめています。一方で厚労省の局長が逮捕されて、さて次は・・・というタイミングをなにやら見計らっているような感じも見えます。なんとなく政治的な力が働いていそうな気がしないでもありませんが・・・、推移は見守りたいなと。某唯我独尊的独裁国家は、まだ、やりたい放題してますが、さて、そろそろ限界も近いのかなと思います。どこまで追い詰めるかは微妙な感じがしますね。逃げ道を残しておかないと、窮鼠猫を・・・・の状態になってしまうと破滅的な事態になりかねないので。ちょうど数十年前のどこかの国のように、経済封鎖によって生存権が脅かされたというような理由で軍事的な自殺行為に走る可能性も考慮する必要があるのではなかろうかと、ちょっと心配です。中東の某国も選挙の結果、ちょっと政情が不安定化する兆しも・・・。アメリカの小浜政権も難しい舵取りになりそうですね。内輪もめしてる場合じゃないのですけどねぇ、我が国の政府も・・・

さておき、私は、来週は体調を戻して、再度、社会復帰に挑戦です。

雨の朝

user-pic
0

今日は、朝から定期診察(メタボ+αの治療中)のため、都内の病院へ。雨のせいか、首都高はあちこちで事故渋滞が起きていたので、それを迂回しながら9時前に病院着。とりあえず、診察前の検査でどっさり血を抜かれ、心電図をとってから、診察までの間、近所のそば屋に朝食を食べに行き(検査前は食事ができないので)すこし雨の中を歩いて時間を潰しました。道ばたには、紫陽花。うっとおしい雨の日に、ちょっと心を和ませてくれる花です。

このところ、風邪であまり動かず、家で喰っちゃ寝生活をしていたためか、それともアメリカでまた肉食生活をしてきたせいか、検査の数値は全般的に悪化・・・・。やはり、生活の乱れは数値にきちんと反映されるようです。(^ ^;)

その風邪のほうは、多少マシにはなったものの、まだ喉の痛みが続いていて、咳も出始めて・・・と、またアメリカに行っていた時と同じパターンを繰り返しているようです。もしかしたら、日本で別の風邪を、またもらってしまったのかもしれません。

家でテレビを見ていることが多いので、最新のニュースなどは常にチェックしていますが、足利事件の話は、怖いなと思った次第。「科学」という言葉の魔術を見せられたような感じです。本来、科学は、あいまいな点や矛盾をきちんと解決していくもののはずですが、専門家が中途半端な検証で結果を出してしまえば、周囲はそれを信じるしかなくなります。もちろん、今回の話は、別の専門家などから多くの問題指摘があったにもかかわらず・・・ということなので、日本の司法の体質を厳しく問わなければいけないものではあるのですが、同様のことが、サイバーフォレンジックでも発生する可能性もあり、ちょっと考えさせられます。当時のDNA鑑定を根拠に死刑判決を受け、既に執行された受刑者もいるとのこと。弁護団や遺族が死後の再審請求を準備しているということですが、もし、これで判定が覆ったら・・・と考えると怖いものがあります。死刑制度そのものの是非を問う議論に発展するかもしれませんね。ただ、もしこうした、起きてはならない間違いが実際に起きてしまったのだとすれば、こうした議論は必須となるでしょうから、きちんと検証してほしいものだと思います。

ところで、今夜は、サッカーのウズベキスタン戦。ワールドカップ一番乗りを決めてほしいですね。体調が悪いので早く寝たいのだけど、今日は無理かな・・・・

このアーカイブについて

このページには、2009年6月以降に書かれたブログ記事のうち所感カテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブは所感: 2009年5月です。

次のアーカイブは所感: 2009年7月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。