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RSA Conference 2019 DAY-1

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今日からRSAの本番。朝8時スタートは結構早い。とりあえず、オープニングには間に合って、こんな感じでスタート。

オープニングのキーノートでは、2049年にこの世界とセキュリティはどうなっているか・・・というテーマのお話。2049年のポイントはこの三つなのだそうだ。

技術の進化とともに、リスクと「信頼」が共存しており、人と機械=AIがともに得意な部分で協調する。(人は創造的な部分をにない、AIは高速な判断をもってそれをサポートするといった話)そして、フェイクを含む様々な情報が錯綜する中、それらを取捨選択するために重要となるのが、「評判」をベースにした信頼の連鎖である・・・。といった感じだ。あとの二つは、いささか楽観的な気もするが、いずれにせよ、2049年という、「事象の地平線(=2045年)の向こう側」は見通せない。あれこれ想像しながら考えていくしかないのだろう。

続く話もAIがらみ。この絵は、サンフランシスコでの犯罪発生予測をオープンデータをもとに行ったものだそうな。

おれから、いつものように、「先生方」のパネルなどが続く。

キーノートの後、ちょっと会場を抜け、雨の中をちょっと離れた会議スペースまで歩いて、CSA の IoT と Healthcare WG の合同ミーティングに顔を出す。Healthcare WGから、医療用のIoT機器のガイドライン検討に関する共同作業の提起があったためだが、日本サイドでも、これは2つのWGがコラボして対応したほうがいいかもしれない。

午後はまた会場に戻り、個別のセッションを聴く。今回は、機械学習系のテーマもいくつか。

やはり、大きなポイントは、深層学習に対して誤認を引き起こしたり判断にバイアスをかけるような「攻撃」と、悪意を持ってAIを使う「敵対的」AIといったあたりである。現在の深層学習は、いまだAIと呼ぶには足りない代物だが、特に重要な分野への応用に際しては、こうしたリスクの評価と対応は不可欠となるだろう。

セッションの合間に、ちょっと展示会場をのぞきに行く。今年は、JNSAと総務省が組んで初めて日本パビリオンを出した。まぁ、「こじんまり」としたブースではあるが、日本の「ギョーカイ」的には「大きな一歩」かもしれない。こうした取り組みを有効に活用できる企業がでてくることを祈ろう。

それからまた、個別セッションの聴講。会場があちこち飛ぶので、移動が結構大変。特にNorth/SouthとWestの間は雨の中を移動となるので、ちょっと辛い。もうひとつの敵はやはり時差ぼけである。時折襲ってくる睡魔と戦うのも結構辛い。

このセッションは、サイバーインフルエンス、つまり、サイバー空間での情報戦(心理戦=PSYOP)に関するセッション。ロシア疑惑のような情報を操る戦術は、旧来から心理戦の戦術として行われてきたもの。放送や既存のメディアから、SNSなどのサイバー空間に「戦場」が移っただけ・・・という話である。なかなかわかりやすい講演だった。

最後はこれ。米国の情報機関であるNSAが、オープンソースで公開しているソフトウエアのリバースエンジニアリングツールの紹介である。これが、なかなかの力作。「バックドアはないから安心して」の一言に、会場は大爆笑。バイナリーをドロップするだけで、フォーマットやCPUのアーキテクチャを解析して、逆アセンブルした上で、C言語への逆コンパイルもしてくれるというスグレモノ。複数人でコラボするためのバージョン管理機能等も充実している。NSA的には、セキュリティ技術者のコミュニティ-を作って、今後これを発展させていきたいとのことである。米国の面白いところは、こうした情報機関や捜査機関がこんなふうに表に出てくるところだ。NSAやFBIも展示会場にブースを持っている。いろいろな思惑はあるのだろうが、彼らも専門家のコミュニティーとの関係は重要視しているということだろう。

さて、そんな感じで今日の予定は終了。一度ホテルに戻り、それから晩飯を食いにケーブルカーでフィッシャーマンズワーフ方面へ行ってみる。雨も上がっていたので、ちょっと遠出してみた。

ケーブルカー降り場からピア39まで、海沿いを歩く。今夜はSFOへのアプローチはこちらがわのようで、飛行機が低い高度で飛んでいく。

晩飯は、またBubba Gumpで、ガンボとサラダで軽く・・・。まぁ、コロナ2本でカロリーはだいぶ増えるのだが・・・。

店に入った直後から、雨がきつくなり始めた。窓の外がけむって見えないくらいになってしまう。傘は持ってきたのだが、もう骨がへたった折りたたみなので、心許ない。ちょっと様子を見たのだがやみそうにないので、帰ることにした。帰りは路面電車にしようと停留所まで歩いたのでが、この時間は本数が少ない。待ち時間で停留所三つほど歩いたら、結構ズボンが濡れてしまった。

電車でパウエルあたりまで戻ってきたら、雨はこやみになっている。

そんな感じの一日。帰って、ちょっと横になったら寝てしまい、夜中に起きてこれを書いている。まだまだ時差ぼけは続きそうだ。

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このページは、風見鶏が2019年3月 6日 18:37に書いた記事です。

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