別宅に戻って、はや数日。基本天気はいいのだが、午後になると雷雨になるパターンが少し続いた。毎朝快晴になるのだけれど、お山には雲がかかり、それが昼過ぎには成長してゴロゴロと雷の音が聞こえてきて、そのうち土砂降りになる。
ひとしきり降って、夕方にはまた晴れてくるというパターンの繰り返しである。朝は本当に天気が良くて、山の方以外はこんな青空が広がる。
ただ、毎日雨が降るから湿気が抜けず、晴れて気温が上がるとちょっと蒸し暑い。爽やかな高原・・という感じからはちょっと遠くなってしまう。そんなだから、近くの猫たちもちょっとぐったり気味である。
雨は結構激しく降るので、雨上がりにはこんな感じで花が倒れていることもある。
このあたりはそんな感じで湿気がかなり多いのだが、下界はどうやら水不足の傾向らしい。特に、米どころの渇水が深刻だと言うから、備蓄米放出でようやく下がりかけた米相場が、秋にかけてまた高騰しないか心配になる。そんなことを考えていたら、この周辺も天気が安定してきて、この3日ほど、雨が降らない日が続いている。
こうなると、昼間の気温がどんどん上がる。湿気は多少少なくなるものの、27℃くらいまで気温が上がるので、下界の猛暑ほどではないが、それなりに暑い。特に屋内は熱が籠もるので、効きが悪い移動式エアコン全開でもあまり涼しくならないのである。そういう意味では、このあたりもそろそろ夏本番に突入といったところだ。
今日は、某業界技術者向けのオンラインセミナーで一日講師をした。このところ寝坊癖がついていたのだが、頑張って6時起きして朝飯を食い、軽く散歩してから準備をする。午前中の講義を終わってから昼休みの間にまた少し歩く。この時点で、既に少しノドが荒れていたので、のど飴をなめながら歩く。毎日雨が降る状態が続いていたからか、道ばたには、こんなキノコが生えてきた。
夏休みの時期に入ったので、別荘地は平日でもそれなりに人が多い。近くの「おもちゃ王国」は、毎日子供連れで賑わっている。散歩していても人と出会うことが多くなった。
散歩を終わって別宅に戻り、ちょっとニュースを見たらなにやら大騒ぎになっている。まったく知らなかったのだが、朝方、カムチャツカの沖で大きな地震があって、太平洋岸全域に津波警報が出ているという。幸い、被害は出るほどではなかったようだが、各地で津波が観測され、避難騒ぎになっていたようだ。日本周辺に限らず、このところ地震やら火山噴火やらが多い感じがする。人の愚行に大地の神が怒っているかのようである。SNSでは、またぞろデマ情報が流れている。災害に際してデマを流す輩の人間性を疑ってしまうのだが、そういう連中は人がどう思うかなんて気にしないのだろう。そういう奴らこそ、神の怒りに震えるがいい・・と思う次第だ。
さすがに一日喋り続けるのは、オンラインとは言え疲れる。仕事が終わって、買い物に行き、それからまたしばらく歩く。空には三日月。お山はすっきりと全体が見えている。
日が沈んで気温が下がってきた頃、こんな感じで猫たちもまったりとしている。
気がつけば、7月も明日でおしまい。明日は夕方に用事があるので、横浜に戻る予定だ。来週は、しばらくぶりに高飛びなので、次に別宅に戻ってくるのは8月も後半になる。酷暑の下界に降りるのは気が進まないのだが、来週のラスベガスを前に少し暑さに身体を慣らさないといけない。まぁ、日本に比べると気温は高いが湿気がまったくないラスベガスは意外と過ごしやすい。ただ、屋内の冷房が半端ではないので、逆に風邪を引かないように注意しないといけない。特にコンファレンス聴講時は長袖必須なので、用意は怠らないようにしよう。
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