さておき、近所のミケ子さんなど・・・。
色々と不穏な情勢、せめて猫分を補給して癒やされたいのだが、色々なニュースが追い討ちをかけてくる。そう言えば、先日、米国のCISA:Cybersecurity Infrastructure Security Agency(サイバーセキュリティ・インフラストラクチャ・セキュリティ庁とでも訳すか)が、政府機関向けの新しい脆弱性対応基準を発表した。段階的な移行を180日以内に終わらせろという話なのだが、その内容がなかなか厳しい。先にも書いたが、AIによって脆弱性が大量に発見され、修正パッチの大量発生が予想される中で、リスクを評価して優先順位をつけ、リスクの高い物から迅速に処理せよとのことなのだが、リスクの評価軸は以下の4つ。① 脆弱性を持つ資産(機器)がパブリックなネットワーク(たとえばインターネット)に接続されているかどうか。② 脆弱性を悪用した攻撃が実際に発生しているかどうか。(CISAのKnown Exploited Vulnerability: KEVリストに登録されているかどうか)③ 攻撃を自動化出来る脆弱性かどうか。④ その脆弱性を悪用することで、コンピュータの制御を完全に奪えるかどうか。この④軸で評価して、リスクが高いと判断されるものは、脆弱性の公表から3日以内に対策せよ、ということである。なお、特にリスクが高いものは、3日以内の対応に加え、既に侵害されていないことを確認(フォレンジック調査)せよという。先に、「Mythosだけが脅威か」でも書いたのだが、攻撃側がAIを使う前提に立てば、今後、脆弱性は公表時点で攻撃が始まっている、いわゆる「ゼロデイ」となる可能性が極めて高くなる。なので、実際に3日で対応したとしても、既に侵害されている可能性は低くないわけで、その前提で対処しろ、ということだ。少し前までの常識だったら、運用を無視したとんでもない要求と言われかねない話なのだが、これが現実ということなのだろう。よく出したなと思う反面、それだけの危機感が根底にあることが伺える。少なくとも、これまでの人手に頼った脆弱性管理プロセスでは、まったく間に合わないから、脆弱性情報の収集から評価、優先順位付け、そしてパッチの検証(これが一番厄介だ。パッチを当ててシステムが不具合を起こしたら元も子もないので・・)、適用までのプロセスを可能な限り自動化しなければいけなくなるだろう。今のところ、これをすべて自動化出来るソリューションはないから、開発するとかせざるを得ないだろうと思う。まぁ、ソリューションベンダにとってはビジネスチャンスだから、近いうちにあれこれ出てくるだろうが、気をつけなければいけないのは、全体を一気通貫でサポートするソリューションが必要なことだ。中途半端な自動化では、役に立たない可能性が高い。当然ながら、対象となる組織の環境も大きなパラメータになる。さて、そんなソリューションを提供できるベンダはどれだけいるだろうか、それが一番の危惧かもしれない。いずれにせよ、米国(政府)はその方向に舵を切った訳だ。日本も含めた他の国はどうするのか。はたして、そこまでの危機感を持って取り組むことが出来るだろうか。一方で、米国の政府機関はこれに対応できるのか・・・。しばらく目が離せない状況になっている。
そんなことを考えていたら、今日また新しいニュースが飛び込んできた。某帝国政府(敢えてこう書くのだが)が、Anthropic社の最新AIモデルを安全保障上の理由から、国内外を問わず外国人に使用させるなと言うお達しを出したそうだ。当然Mythosも含まれるし、悪用対策を講じていると言われる最新のモデルも含まれる。そういえば、日本政府はMythosの使用権を得たことを成果としていたのだが、それもご破算になった形である。これが、T王陛下の差し金かどうかは別として、この措置が、期待どおりの効果を持つかどうかは疑問だ。問題になるのはAnthropicだけではないからだ。今後、他のAi事業者にも同じ事を要求するのか。これは全面的なAI禁輸になりかねないし、他国はおろか、帝国の民間ビジネスにも悪影響を及ぼすだろう。一方、帝国に敵対する国家は、そんな措置は織り込み済みだろうし、それこそ国家レベルで自前のAI開発に邁進しているはずだ。結果として、この措置は帝国側の同盟国のパワーを損なってしまう可能性が高い。まぁ、このところの帝国の政策すべてがそうなのだが・・・、結果として世界的なAIの軍事利用競争に火をつけてしまいかねないと危惧する。AIの技術もさることながら、今でも不足しているインフラやそれを構成する半導体などの資源を各国が囲い込み出せば、その影響は計り知れない。間違ってもそんな方向へ行かないことを祈るばかりだ。
さておき、そんな今朝は久しぶりの快晴。とりあえず、散歩して気分を変える。
今朝は久しぶりに全体が見えた「お山」。昼間に気温は一気に上がって⑳℃越えとなった。
今日は、またアニメの一気見にハマる。そろそろ今シーズンのアニメが終盤に近づいているので、先シーズンまでの、気になっているアニメは今のうちに観ておきたい。最近、毎週1話ずつ観る(で、また一週間待つ)というのがまどろっこしいというか、我慢出来ないので、アニメはためておいて、シーズンが終わってから一気に観ることにしているのである。まぁ、そんな感じで現実逃避の土曜日。午後から天気は下り坂。夕方には一時、雷雨になった。まだ梅雨のさなか、天候は不安定である。世界情勢も不穏な状態が続いているが、大きな嵐にならないことを祈りたい。





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