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RSAコンファレンス2日目。二度寝には気をつけようと思っていたのだが、二度寝どころか、今朝は起きることすら出来ず、結局、また朝食と朝一のセッションを逃してしまう。

今日の最初のセッションは、CISOになった人が、最初の3ヶ月をどう過ごすべきかというセッション。日本ではちょっと聴けないセッションなので聴いてみた。

要約すれば、最初の3ヶ月の間に、CISOとしての自分の足場を確実なものにしろという話。まずは、自分が新米CISOである前提で、スタッフや経営陣とのコミュニケーションを深めつつ、自社の現状を整理して課題を把握しろという話である。何かを変えるのはそれからでも遅くないし、焦って成果を出そうとすると失敗するぞ、という話である。やはり、CISOという仕事に気負ってしまう人が多いのだろうが、まずはしっかりと地に足を付けて・・・という基本的な話である。

それから午前中のキーノートを聴く。メインの登壇者はこの人。

元NBAのスーパースターで、現在は実業家の"マジック"ジョンソン氏である。ちょっとしたサプライズで会場は大盛り上がり。ビジネスの世界に入ってからの話はなかなか興味深いものだった。

昼休みにまた少し展示会場を歩く。これは会場の片隅にあるSOC。

午後はAIの話とレッドチームの話など。AIの話はどちらかと言えば基本的なもの。AIのデメリットや課題、メリットなどを整理したもので、具体的な話はあまりない。・・・というか具体的な話が出そうなセッションは、既に満席になっていて、空席待ちの長蛇の列が出来ている状況なので、いたしかたない。

レッドチーミングの話は、いかに対策が手薄な所を狙うかという例として、社員の自宅住所をLinkedInなどで調べ、会社の人事部門などを装って、特別表彰的なメッセージとAmazonのギフトカード贈呈のQRコードを手紙で送りつけるという話である。当然QRコードに含まれたURLはフィッシングサイトである。自宅でのアクセスは私物のスマホなどで行うので防御が手薄になる。とりあえず、会社のID,パスワードとワンタイムパスワードを入力させ、リアルタイムで認証を横取りしたあとで、本物のAmazonギフトカードのサイトに飛ばす。実際、50ドルの本物のギフトカードを入手できるので、疑われる可能性は低い。50ドルは攻撃者の負担だが、会社のアカウントを盗めるので、安いものである。しかし、この種の攻撃は、フィッシングだという種明かしの後でも、ひっかかる社員が後を絶たないというから根が深い。

最後のキーノートが終わったのが4時過ぎ。それから一旦宿に戻って一休みし、それから夜の会食に出かける。相手は仕事先の人たち。ちょっと早く着いたので、周辺を少し歩いて時間つぶし。

お店は、サンフランシスコに来ると一度は行く肉屋さんである。

ちょっと値が張るのだが、うまい肉が食えるので、お気に入りなのである。お腹いっぱい、ほろ酔いになって、いい感じで今日を締めくくる。

8時前でもまだ明るい夏時間のサンフランシスコ。少し冷えてきた風がかえって心地よい。ぶらぶらと歩いて、コンビニに寄り、買い物をしてから宿に戻る。

そんな感じで2日目も終了。明日は最終日。寝坊しないように今夜は早めに寝よう。

昨日から一連のRSAイベント開始。最初はプレイベントのCSA Summitから。

クラウドセキュリティのイベントなのだが、いきなりこれ。

実際、講演の半分がAI関連。まぁ、AI基盤の多くがクラウドであることを考えれば、かすっていなくはないのだが、IoTやゼロトラストあたりから、こういう新しいネタを好んで取り込んでいるCSAである。ちなみに、RSAの本番でもAI関連のキーノートやらトラックセッションが幅をきかせている。一昨年辺りからこうした傾向が顕著になっているのだが、今年は実用レベルの話がほとんど。セキュリティの世界でもAIをどう使ってくかというのが大きな課題になりつつある。こうした新しい技術は、多くの場合、「脅威」サイドが先行する。「防御」側は必死でそれについていかなくてはいけないので、そうしたことがコンファレンスにも反映される。初期のクラウド同様、「使うか使わないか」の議論から「どう使うか」という議論への移行は待ったなしなのである。CSAの創設者である Jim Reavisいわく、この状況はクラウドと同じで、CSAとして積極的に取り組んでいくべき分野なのだとか。まぁ、分からないでもない。CSAに片棒を担いでいる身として、興味はあるのだが、まずはどう使うかをあれこれ考えて見たいところだ。

昨日の夕方には展示会場もオープンして、Welcome Receptionが開かれる。とりあえず、軽く食い物を腹に入れつつビール片手にすこし会場をまわってみる。こちらも、AIが大はやり。猫も杓子も・・・という感じである。とりあえず、晩飯代を浮かして宿に帰る。今朝はうっかり二度寝してしまい、会場の朝食と最初のセッションを逃す。今日からRSAの本番なのだが、まだ時差ぼけが改善せず、次第に英語が頭をすり抜けはじめ、気がつくと意識が飛んでいる・・という状況がしばしば。困ったものである。とりあえず、なんとか一日を終えて、夕方宿に帰り、それから晩飯を食いに、またケーブルカーで海沿いまで。

明日の夜は会食でステーキハウスに行く予定なので、今日はシーフード系で軽くすませることにした。で、いつものBubba Gumpである。

晩飯を食い終わって、そろそろ午後7時半くらい。でも、まだ外は十分に明るい。

ほろ酔い加減で風に当たりながら、ケーブルカー乗り場へと歩く。

ケーブルカー乗り場は空いていたが、ケーブルカーがなかなか発車せず、30分以上待たされてしまった。

で、宿に帰ってこれを書いている。そう言えば、今日の講演で、インシデント対応にAIを使うという話があった。侵害を受けた際、攻撃者の動きをAIで予測して手を打つことで、仕事への影響を最小限にしながら対応ができるというのだが、コンセプトはわかるものの、はたしてそううまく行くのかちょっと疑問が湧く。結局、モグラ叩きになって、ネットワークを一度停めた方が早い・・・なんてことになれば本末転倒である。少なくとも人がAIのアドバイスを受けながら動くのでは、対応が遅れてしまいそうだから、少なくとも対処も含めた自動化が必要だろう。たとえば、SIEMとXDRの両方をAIに任せて対応させるような形だが、そんなソリューションがあったとして正しく機能するかどうかをどのように検証したらいいのだろうか。机上演習的なシナリオをいくつか用意して、シミュレーションをするという形しかなさそうだが、実際のインシデント対応では、その組織のビジネスや業務の重要度、優先度などの要素も加味しなくてはいけない。AIがそこまで見てくれることが理想だが、そのためにはそうした情報をAIに学習させる必要がある。つまり、ユーザごとにカスタマイズが必須になるだろうから、これまた簡単な話ではなさそうだ。ただ、攻めてくる側がAIを使った自動化を進めてくるのであれば、受ける側も同じ事を考えざるを得ない。近い将来、インシデント対応(の少なくとも技術的な部分)はAIに委ねなければいけなくなるのかもしれない。

さて、明日は2日目。寝坊しないようにしなくては・・・・

もう何十回も来ているサンフランシスコで何も予定がないと、だいたい時間を持てあます。飛行機代を安く上げるために早めに来たのだが、例によって何もする事が無い。これまでは、時間つぶしにぶらぶら歩きまわる事が多かったのだが、最近膝やら腰やらあちこち痛くて、あまり長時間歩き回るのが辛い。かといって、宿でゴロゴロしていると、それはそれで身体に悪い。仕方が無いので、今日もまた海辺に行って時間つぶしである。

日曜日でケーブルカー乗り場が激混みだったので、今日も路面電車にしたのだが、本数が少ないので、電停3つ分を歩きながら待つ。とりあえず、今日もピア39辺りへ行って、こんな景色を見ながら、ぼーっとする。

臭いのを我慢しつつ、のったくっているこいつらを観察。

何かのイベントだろうか。湾内で船が放水している。

天気はイマイチだが、幸い雨は降ってないので、こんな景色を見ながら時間を潰す。

少し歩いて、ベンチで少し休んでを繰り返していたら小腹が空いたので、またBubba Gumpに行く。例によって誘惑に負け、昼からコロナを・・・。

少し離れたピア27の客船ターミナルに大型客船が入っていたので、ちょっと見に行く。

いつも見るたびに、一度乗ってみたいと思うのだが、さて、いつになることやら・・・。今日辺りから、そろそろRSAコンファレンスの参加者が街に増えてくる。(私もそうなのだが・・・)RSAのバックパックを背負っているのですぐわかる。そんなことをしているうちに、日本からの知り合いたちが、続々到着。チャットで連絡が入り、晩飯を一緒に食うことになった。一旦、宿に帰ってちょっと昼寝をして、夕方にユニオンスクエアの角で待ち合わせをする。

仕事先の同僚2人。近くのレストランで食事しながら、あれこれお話しする。二人とも、今日着いたばかりなので眠そうな雰囲気。今日のところは、あまり遅くならない時間で切り上げて、ホテルに戻る。

さて、明日からはイベントが始まる。明日はプレイベントのCSA Summitに参加する予定。会場で朝飯を食おうとすると早起きしないといけないので、今夜は早めに寝るとしよう。

今朝はちょっと寝坊。時差ぼけで体内時計が狂っているので、いくらでも寝られそうな感じだが、頑張って一旦8時頃に起床。朝飯を食って、特にすることもなく、またゴロゴロして昼頃まで。これはいかんと外に出て、とりあえずバッジをもらいに、RSAコンファレンスの会場(モスコーンコンベンションセンター)へ向かう。

そう言えば、昨日から頻繁に見かけるこれ。

見ると、運転手がいない・・・。某中華系検索系グループ企業の自動運転タクシーである。どこへ行っても数分に一台はみかけるから、いったい何台走っているのだろう。実証実験中のようだが、特に問題なく走っているようだ。この車は米国系だが、この分野では某東方大陸系国家も幅をきかせている。体制の良し悪しはさておき、こうした技術を国を挙げて開発している某国。巨大IT企業が資金力にものを言わせて失敗を恐れず開発を進める米国。規制しても、関税をかけても、結局は自国で競争できる技術を持たなければ勝てないということなのだろう。開発のスピードも含め、我が国や業界は根本的に考え方を改める必要がありそうだ。

会場の入り口には金属探知機とX線検査機があって、ものものしい感じになっている。とりあえず、バッジとバッグを受け取って、それからまた、ぶらぶらとマーケットストリート方面へ歩く。

ここで、路面電車に乗って、また海沿いへ向かう。

昨日も来たピア39。今日は日差しがあって、昨日ほど寒くない。土曜日なので、なかなかの人出になっている。

昨日はアルカトラズを歩き回って腹が減ったので、ここで昼飯を喰ったのだが、今日はそれほど腹も減っていなかったので、とりあえず歩いて回る。見ると、ここにもRSACの看板。この街で開催される最大級のイベントの一つなので、あちこちに歓迎の看板やら、スポンサーの広告が見られる。

しかし人が多い。昨日の3倍、いや4倍ほど人がいて、ちょっと疲れる。とりあえず、海沿いでこんな景色などを見ながら一休み。

アザラシやトドの大群もいつもどおり。

ピア39からフィッシャーマンズワーフに向けて歩くが、やはり人が多い。

そこからさらにハイドストリートのケーブルカー乗り場を目指す。ケーブルカー乗り場の脇にある「アルゴノート」ホテル。「冒険者」という名前が港のホテルらしい。

ケーブルカーは思ったほど混んではいなかったものの、それでも2台待ち。とりあえず、ユニオンスクエアまで乗って、また少し散策する。

いいかげん歩き疲れて宿に戻り、昼寝する。それから、コンファレンスの参加セッション選びなど。やはり、セキュリティの世界でもAIの応用が進みつつあるのだが、めぼしいセッションは既に多くが満席。完全に出遅れた感じで、関心の高さがうかがえる。

6時過ぎに晩飯へ。外に出たら小雨になっている。まぁ、傘を差すほどの雨でもないので、濡れて歩く。今日は、少し歩いたところにある日本食のお店へ。定番のビール、枝豆、寿司+刺身を注文。

初めての店で、なかなかチャレンジングな選択なのだが、食べた感じ、特に違和感はなかった。麦酒大瓶2本でいい気分になる。

そんな感じのサンフラン2日目。明日、もう一日フリーなのだが、どうするかは天気を見て決めよう。

今日は午前中から海沿いへ。2年ぶりのケーブルカー。今回、モバイル muni passというスマホチケットで市内のバス、電車、ケーブルカー全部に乗れるやつを買った。いつの間にか、自分がシニア割引の対象になっていることに、ちょっと愕然としつつも、有り難く使わせてもらう。コンファレンスが始まると日中は会場缶詰なので、実は3日分でよかったのだが、10ドルプラスで7日分が買えるので、とりあえず買っておいた。夜とか出かけることもあるかもしれないので。

お目当てはこれ。今まで何十回とサンフランシスコに足を運びながら、まだこれは行っていなかった「監獄島」アルカトラズツアーである。事前予約必須の人気ツアーなので、一度行こうと思いながらも行けずにいた。今回、日程に余裕があるので、初めて行くことにしたのである。ピア33の乗り場から、この船で渡る。

およそ30分間隔で出ている船だが、こんな船もある。これは、一つ前の時間の船。

実際に乗ったのはひとつ上の平船。見るからに揺れそうだが、実際に結構揺れた。

この島、元々は要塞島で、その後監獄になったのだが、一時期、アメリカ先住民に占拠されたこともあるらしい。先住民がインディアンと呼ばれていた頃の話である。あちこちに、占領を宣言する落書きが残っている。

今はカモメが占拠中のようで、フンの臭いが漂っている。

で、小一時間、のんびりと歩いて見て回ることに。

島のあちこちに花が咲いていて、「監獄島」の殺伐とした雰囲気を和らげている。

牢屋はこんな感じ。多国語対応の解説用レシーバーを受け取って説明を聞きながら回れる。

人が多いのと、急坂を歩いたのでちょっと疲れて、一時間ほどで撤収。帰りの船はどれに乗ってもいいのだが、乗り場は長蛇の列。こりゃ、一回待ちかと思ったが、どうにか乗れた。ゴールデンゲートブリッジやサンフランシスコ湾の景色を見ながら帰る。

結構歩いて小腹が減ったので、よく行くPier39のBubbaGumpへ。いや、我慢しようと思ったのだけど、近くの客がうまそうに飲んでいたので・・・。

ちょっと酔っ払って重い身体を引きずりながら、帰途に就く。

買い物もしたかったので、ケーブルカーを終点まで乗って、コンビニを捜してしばらく歩く。

しかし、以前あったコンビニが軒並み閉まっている。話には聞いていたのだが、治安の悪化で泥棒が増え、閉店するコンビニが後を絶たなかったとか・・・。宿の近くに一軒あるのだけれど、品揃えがイマイチだったので探してみるも、結局空振りに終わる。

仕方が無いので、近くのコンビニで水を調達し、流石に疲れたので宿に帰って昼寝する。この時点で歩数は1万3千歩を超えている。流石にちょっと歩きすぎ。で、結局夕方まで寝て、それから晩飯へ。

前回も行ったレストランに行き、久しぶりに肉を食う。ちょっと食い過ぎたが、たまには肉を食わないと元気がでないので・・・。食いながら、重要なことを思い出す。熱海開催の某シンポジウムの最終回申し込みが30分後に迫っている。あわてて宿に戻って参戦。無事チケットゲットできた。いやはや、最近この種のシンポジウムの人気がすごくて、チケット争奪戦は苛烈なのである。

そんな感じのサンフランシスコ初日。明日もフリーなのだが、どうしようかな。

暖かい日が続き、浅間山北側斜面の雪も、どんどん融けて、山肌がだいぶ見えてきた。

嬬恋村あたりの桜も、ほぼ満開で、いい季節ではあるのだが、一旦横浜に戻ることに。今週中盤はちょっと天気が崩れて、昨日は終日雨。そんな中、車で横浜へ向かう。関越道上里SAの花壇はいい感じで満開。天気が悪いのがちょっと残念。

道路の混雑はなく、途中充電休憩2回を含め、4時間ちょっとで横浜に帰ってきた。とりあえず横浜でひと晩過ごし、今朝は朝飯の後、ちょっと買い物に行く。大きいめのリュックサックと小物を少し調達。これまで旅用のリュックはバックカントリースキーで使う登山用のものを使っていたのだけれど、かさばるので普通のリュックを買うことにした。しばらく見ない間に近所の桜の木はすっかり緑になっている。

それから荷造りして、羽田に向かう。電車にしようと思っていたのだが、荷物を持ったら気持がくじけてしまい(苦笑)、車で羽田に向かう。一週間ちょっとの駐車場代はバカにならないのだけれど、タクシーで往復するよりは安い・・・と自分を納得させる。

まだGWには間があるのだが、羽田の第3ターミナルは結構混雑している。保安検査も大混雑なのだが、優先ラインで抜けて、とりあえずラウンジに落ち着く。で、ついつい、またつまらぬものを食ってしまう。(笑)

目的地はサンフランシスコ。去年は行けなかったRSAコンファレンスである。デルタは直行便がないので、LA経由。LA3時間待ちで現地は夕方に到着の予定だ。こともあろうに、今年のRSAはGWまっただ中の開催。まともに飛行機を取ったら、めちゃくちゃ高いので、早めに行くことにした次第。前泊分のホテル代を入れても、かなり安くなる。もう安エコノミーで旅する体力は無いので、うまくチケットの安い日程を選んでいる。

そんな感じで、To be conitinued ... である。


【追記:機内】

搭乗機はこれ。Airbus A350-900である。

快適な新型機だが、既に導入から7年の機体らしい。A350は新しいという印象だが、いつの間にか時間が過ぎている。最新型は、JALが入れているA350-1000だから、900はちょっと古くなっている。でもまぁ、快適な機体であることには違いない。

とりあえず搭乗してウエルカムドリンクのスパークリングワインを楽しむ。

定刻少し前にゲートを離れ、離陸待ちで少し時間がかかったが、とりあえず離陸。地上はもう真っ暗だったが、雲の上はまだ少し明るい。

今回も機内食は和食選択。前菜の小鉢の数が以前より大幅に減った。少し鉢が大きくなったのだが、ちょっと寂しい。

メインはこれ。

そんな感じで晩飯を食い終え、デザートのアイスクリームまで食って、それからこれを書いている。LAまであと7時間弱。早めに一眠りしておこう。


【追記:LAXラウンジ】

とりあえず、あまり熟睡はできなかったが、気がつけばLAまであと2時間を切っている。機外はすっかり昼間だ。

朝飯を食い、あれこれしている間に、LA(LAX)到着となる。

イミグレの混雑はLAXにしてはマシなほうだったが、なにやら一人当たり時間がかかっている。これも時節柄なのか、あれこれ念入りに質問された。これまで、帰りのチケットの提示とか、ほとんど要求されなかったのだが、今回は、コンファレンスの参加情報等を含め、念入りにチェックされた。それで、時間がかかっていたっぽい。

とりあえず、無事入国して、ターミナル3へ移動。デルタのラウンジに入って搭乗待ち中である。

あと1時間ほどでサンフランシスコ行きの搭乗時刻。とりあえず。空港からホテルまでのUberを予約し、準備万端。ちょっと眠くなってきたので、うっかり居眠りして寝過ごさないように気をつけよう。


【追記:サンフランシスコ】

乗り継ぎ便は30分遅れでLAXを離陸。

小一時間の飛行で見慣れた景色(シリコンバレー地域)が見えてくる。

到着後、Uberでダウンタウンのホテルへ。いつもならBARTを使うのだけれど、このところ治安が悪化しているようなので、車にする。LAは暖かかったのだが、サンフランシスコはめちゃくちゃ寒い。今週はいわゆる寒の戻りなようだ。上着を持ってくれば良かったと悔やむ。で、午後7時前にホテル到着。ホテルは値段と安全をかんがえたギリギリの場所(ユニオンスクエアから2ブロックちょっと)にある。それでも一泊200ドル台。6畳くらいの広さの部屋(ほぼベッドでいっぱい)とバスルーム。まぁ、まともなホテルは倍以上の値段なのでいたしかたない。これでも寝泊まるには十分である。到着後、少し歩いた場所にあるラーメン屋で晩飯。

この店、コロナ前は居酒屋だったのだけど、それがコロナで潰れたあとにできた。一昨年来た時に食べたのだが、味はそれなり。ちょっと脂っこいが食えないことはないレベル。まぁ、このあたりでは上等な部類だろう。結構流行っている。前回は日本人の若い店員がいたのだけれど、今回は日本語を流ちょうに喋るアジア系の店員がいた。なんでも、以前東京にいて、語学学校に通っていたらしい。

そんな感じで、無事にサンフランシスコ到着である。

唐突ですが、昨日の「にゃん」など。

ちなみに、昨日はちょっと天気が崩れて一時雨。それでも気温は20℃ちょっとまで上昇。夜になって雨が上がってからは気温が下がって、朝方には3℃くらいに。週初めの今朝は天気が回復して、いい感じの晴天になった。

空気は乾燥して爽やかな感じ。気温もどんどん上がったが、20℃にはちょっと届かず、この時期らしい気温。浅間山の北側斜面、だいぶ黒い部分が多くなった。

ここ数日の暖かさで、そろそろ落葉樹も一部は葉をつけ始めている。

春、と言えばこれ。そろそろこのあたりでも桜が見頃を迎えた。山もいよいよ春、という感じである。

今日は早めに買い物に行く。万座鹿沢口に向かう有料道路の料金所周辺の桜もいい感じで咲いている。

コンビニの駐車場から見た浅間山。また少し雪が融けたような気がする。

帰ってから、少し仕事をして、夕方にまたしばらく散歩。トータル1万4千歩を歩いて、ちょっと腰が痛い。で、今日のしめくくりも「にゃん」。

そんな感じで、また一週間が始まる。今日は、某熱海のシンポジウムの第一回参加申し込み。この手の申し込みは、1分程度の勝負。しかし、申し込みサイトの認証をあらかじめかけておくのを忘れ、惨敗となった。このときばかりは二要素認証が恨めしい。(苦笑)今週は木曜日から高飛びの予定なので、次の申し込みは米国からの参戦となりそうだが、2回目の申し込みは現地午前3時だから、ちょっと無理そうだ。これは最終回の申し込みに賭けるしかなさそうだ。

今日も朝から気温はぐんぐん上昇。24.6℃と夏日目前となった。下界ではあちこちで真夏日も出て、季節外れの暑さになったようだ。浅間山の雪もだんだん少なくなって、黒い部分が増えている。

ポロシャツ一枚で歩いていても、ちょっと暑いくらいで、腕まくりして歩く。まだ花粉症は油断ならないし、厄介な黄砂も飛んでいるようなので、マスクをして歩くのだが、これがまた汗をかいて暑い。もうそろそろスギの時期は終わってヒノキに移りつつあるはずだが、とりあえずは来週くらいまでマスクと薬は続けようと思っている。

別荘地の木々はまだ冬モードだが、そろそろ葉をつけ始めた木もあって、緑が広がるのも時間の問題だろう。

買い物に行くあたりの道沿いの桜がそろそろ開花し始めていて、もう一度お花見が楽しめそうだ。これは嬬恋村役場の桜。

昨日はここまで咲いていなかったと思うのだが、この様子だと満開になるのも時間の問題だろう。で、今日はコメリに行って、花の苗を買ってきた。毎年、駐車場の脇に花を植えているのだが、今年もまた植えた。

この作業は結構きつくて、腰が痛くなった。疲れたのでちょっと昼寝などする。ところで、今週ニュースになった、某ISPの情報漏洩事件。公式な発表はないが、巷では使われていた他社製のメールシステムのゼロデイ脆弱性が原因ではないかとのニュースが出ている。昨年8月に侵入され、以後、今月に発見されるまで潜伏しながら活動していたようなので、最悪の場合、発表されたような顧客情報の漏洩が発生することになる。これは、まだ可能性の範囲なのだが、今後の調査で実際に漏洩が起きたかどうかについても明らかになるのだろう。この会社はセキュリティ面では業界をリードしていると考えられていた会社で、相応の対策や監視等も行っていたようだが、ゼロデイ攻撃の場合、その兆候を発見できなければ侵入されてしまうことになる。しかし、この兆候を発見するというのは簡単ではない。また、半年以上発見されずに潜伏していたというのだから、相当慎重に活動していたようにも思える。そういうことを考えれば、かなり手強い相手に狙われたと考えていいのだろうが、実際どうだったのかは今後の調査を待たなければならないだろう。侵入経路や、侵入後発見に時間がかかった理由、発見されたきっかけなど、調査内容が明らかになれば、同様の攻撃に対しての備えを強化出来るだろうから、調査報告に期待したいところだ。

少し昼寝したあと、夕方にまた散歩をする。道すがら、こいつを見かけた。

下界の猫に比べればマシなのだろうが、これから毛玉にとっては暑さが辛い季節になってくる。寒暖差が激しくて、人も体調管理が大変な時期だ。まだ冬毛の猫にとっても、この暑さは厳しいだろうな。さて、そんな感じで一日が終わる。明日は、また少し桜でも見に行こうか。

寒かったのは一時で、昨日から気温は急上昇。連日の20℃越えである。下界は夏日が続出というから、極端な気温変化だ。

浅間山の北側斜面も、黒い部分が増えている。そろそろ4月も後半だから、このまま雪が減っていくのだろう。

気候が春めいてくると、森の動物たちも動き始める。散歩中にリスを見かけた。ピンボケになってしまったけど、撮影。

こいつらも、今日は賑やかだ。あちこちで鳴き声がするのは、恋の季節だからか。

今日は午前中の打ち合わせがキャンセルとなり、ちょっとのんびりとした一日。午後から、某団体がらみのドキュメントレビューをやって、とりあえずフィードバックする。これで今週の仕事は終わりである。明日は屋根のリフォームの下見に業者が来る。この春、屋根のふき直しなどを計画していて、以前、駐車スペースの造成をお願いした業者に相談している。ついでに、屋根の上にちょっとした観測台を作れないかと考えているのだが、こちらは構造的に可能かどうかや費用次第である。あとは、雪もなくなったので、そろそろ花でも植えようかなどと考えている。嬬恋村あたりの桜もちらほら咲き始めて、このあたりもそろそろ春本番である。

今週前半は不安定な天気が続き、そこそこまとまった雨が降り、晴れ間があっても時々にわか雨だったり。

日差しが少なくて、昼間は気温が上がらず、逆に夜はあまり気温が下がらず、一日を通して一桁台という日が2日ほど。昨日の後半あたりから天気は改善傾向にはなったが、北風が強くて体感気温はぐっと下がってしまった。一時、にわか雨にみぞれが混じる寒さに。

浅間山も少し白さが戻ったように見える。

昨夜は久しぶりに、わずかながらの氷点下。今朝は天気が回復して気温は午前中から10℃を越えたが、あいかわらず北風が強くて体感は寒いまま。朝の散歩は厚着で出かける。

天気がいいので、路面は既に乾いているが、北風が吹き付けると顔が冷たい。頑張って歩かないと身体が冷えてくる。

明日からしばらくは気温が一気に上がるようだが、このところの気温変化でちょっと風邪気味になったようで、少し喉が痛い。しばらく体調管理が難しい時期が続きそうだ。来週後半から高飛びの予定があるので、体調を整えておかなければいけない。

浅間山の雪が融けるのも時間の問題かもしれない。まだ広葉樹は葉をつけていないが、そのうち一気に緑が広がって、いい季節が来る。その前に桜なのだが、開花にはまだ少しかかりそうだ。高飛び準備で横浜に帰る前に咲いてくれると嬉しいのだが。既に4月も後半戦に突入。スギ花粉シーズンもあと少し。早くマスクをはずして散歩ができるようになってほしいものだ。