このブログは「風見鶏」が、日々気づいたこと、思ったこと、したことを気ままに綴る日記です。旧ブログがシステムトラブルのため更新できなくなってしまったため、2023年10月に再構築しました。過去の記事は、こちら から参照できます。なお、ここに書いていることは、あくまで個人的な思いであり、いかなる組織をも代表、代弁するものではありませんし、無関係ですので念のため。 下のバナー画像は季節ごとに変えていますが、ブラウザによってはキャッシュされてしまって変わらないことがあるようです。季節外れの画像が表示されていた場合は、ブラウザのキャッシュをクリアしてみてください。

高飛びの最近の記事

帰途に

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昨日は朝11時にホテルをチェックアウトし、Uberで空港に向かった。空港はそれほど混雑しておらず、ラウンジに入って3時前出発の便を待つ間、少し作業等をする。気がつけば、こちらも日本に一日遅れで11月に突入である。今年もそろそろ最終コーナー、帰ったらあれこれまた忙しくなりそうだ。

搭乗便は定刻出発。しかし、ゲートを離れてから滑走路までが遠い。時間調整のためか、2機ほどに抜かれ、離陸までに30分ほどかかった。ナッシュビル空港の敷地はなかなか広大である。

行き先はアトランタ。そこで一泊して、翌朝、羽田便に乗る予定である。フライトは実質40分ほど。雲を抜けたと思ったら、すぐに高度を下げ始め、やがてアトランタの市街が見えてくる。

今回お隣さんは老婦人。かなりのお歳と見えて、搭乗と降機は車椅子のサポート付き。機内で出される水のペットボトルの蓋や、スナックの袋を開けるのが難しいようで、頼まれて開けてあげるなど。晩年の母を思い出した。

アトランタ到着は定刻。ホテルのシャトルバスを待ったのだが一向に来ない。結局、しびれを切らしてUberを呼んだ。Uber乗り場はバス乗り場とは反対側で、荷物を引っ張って長距離を歩く羽目になる。そんな感じでホテルに着いたのは午後6時過ぎ。ナッシュビルとアトランタは近いがタイムゾーンが変わる。東部時間のアトランタは1時間進むのである。

あまり腹も減っていなかったので、下のバーでシーザーサラダをつまみにビールを2杯。いい感じで酔って、部屋に帰ってあれこれしていたら眠くなったので、早めに寝る。で、気がついたら午後0時過ぎ。そこからあまり熟睡できず少し悶々とする。結局3時頃に起きだして、これを書いている。今日11月2日は米国夏時間の終了日。午前2時で1時間時計が戻るはずなのだが、寝ていて確認出来なかった。不安なので、テレビで確認。どうやらスマホもPCも無事に時間は調整されたようだ。飛行機の搭乗時刻とか1時間ずれると困るので。秋はまだいいのだが、春は1時間進むのでうっかりすると乗り遅れるから要注意である。

さて、現在午前4時過ぎ。もう少し時間をつぶしてからシャワーを浴びて、7時過ぎに空港へ向かおうと思っている。搭乗時刻は9時過ぎ。それまでラウンジで過ごすつもりだ。離陸してネットが繋がったらまた続きを書くつもりである。

ナッシュビルとハロウィーン

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ナッシュビルのダウンタウンに宿泊して翌日。朝食をとりにロビーに降りたら、こいつらがいた。

そう言えば今日は10月の最終日。こういう日だった。とりあえず、朝食の後少し時間をおいてから、ナッシュビル散策に出かける。お天気は気持ちのいい快晴。朝の気温は5℃くらいまで下がったようだが、昼間は日差しがあってそれほど寒くない。

繁華街を越えて、ビジネス街方面へ。土曜日なので、このあたりは人も少ない。この通りは昔、印刷屋さんが集まっていたあたりらしい。

通称、プリンター(印刷屋)街。プリンターというと、今ではコンピュータのプリンターを想像してしまうのだが・・・。ビジネス街の先に、博物館や州議会の議事堂などがあり、周囲は公園になっている。

町中の教会の脇にある公園は、こんな感じでお化けに占拠されている。(笑)

このあたりは歴史を感じさせる建物も多い。

結構歩き回ったのだが、見物と同時に別の目的も・・・。ジャンクでない晩飯を食えるレストランやステーキハウス探しである。結果として3軒ほど見つけて、そのうちの一軒をオンラインで予約した。昼前にホテルに戻って、少し昼寝したあとで、夕方近くまで仕事などをする。それからざっとシャワーを浴びて、予約したステーキハウスへ向かう。日が傾いた繁華街はだんだんと人が増え、大音響の音楽が響き始めている。こんな像も音楽の街らしい。

店は、午前中に行ったビジネス街の中にある。周囲には高級ホテルもあって、観光客よりは、どちらかというとビジネス客を対象にした店っぽい感じだ。

これが今夜のお店。

晩飯はサラダと12オンスのフィレ肉。

ジャンクではないが、量は結構アメリカン。サラダは食い切れずに残し、奥にあるまるまると美味そうなパンは持ち帰ったのだが、腹一杯でちょっと始末に困っている。帰りがけ、日も暮れた繁華街の盛り上がりは絶頂に達していて、仮装したグループも多数。ハロウィーンの夜である。

ワインとか飲んで結構酔っ払っていたので、ホテルに帰ってしばらく熟睡。夜中に起きて、これを書いている。明日は昼前にホテルをチェックアウトして空港へ。経由地のアトランタへ飛んで一泊。明後日に帰国便に乗る予定だ。

ISC2 Security Congress 2025 Day2-3

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昨日、今日と引き続きISC2 Security Congress 2025に参加。昨日は不覚にも朝寝坊して朝食とキーノートをミスるという失態。目覚ましをかけ忘れたのが失敗。仕方が無いので、シャワーを浴びてから、次のセッションへ向かう。

午前の最初のブレークアウトは、ランサムウエアのインシデント対応の話。参加者に対処を尋ねながら進めるという方法は私が某セミナーでやったのと似ている。ただ、前提となるランサムウエアは従来型の暗号化だけを行うタイプで横展開もなし。感染経路がメールという設定。これは、ちょっと物足りない。よくある二重恐喝型で、VPNサーバ経由とか、ADを介して横展開するとかの設定がほしかった。午前の二つ目はAIを使った攻撃に対してゼロトラストの考え方で対処するという話。サイバーキルチェーンの各ステップにおけるAIの使われ方のパターンに対してゼロトラストを基本とした対策がどのように効果をもたらすかという流れでの話だが、これは1時間ではなかなか難しい。守る側もAIを上手く使わないと追いつかないよ、という話なのだがもう少し具体論が欲しかった。

で、昼飯を喰い、午後のタウンホールをパスして部屋で寝ていたら、また熟睡してしまう。結局、その日の午後のセッションは最後のひとつを途中から聞いただけ。CPE的にはゼロになってしまったのがもったいない。午後の最後のセッションは無線系の攻撃に関するもの。最近、この種のセッションは減っているのだが、スピーカーがそっち系のベンダーな人だったこともあって、いくつかの典型的な攻撃手法を紹介してくれた。興味深かったのは、クレデンシャルを盗めても表玄関は多要素認証で守られているので、隣のビルから無線LANにアクセスして内部から攻めるという手法。無線LANの認証が同じクレデンシャルだったらアウトである。そこは、証明書などでデバイスを縛ってほしいところだが、そうした実装ができていない組織も少なくない。他にも、ドローンに偽APを積んで飛ばすとか、普通に出来そうだから怖い。無線系のセキュリティはもう一度、ゼロトラストベースで見直すべきだろう。

夜は展示会場でレセプション。晩飯代を浮かす。(笑)いや、このところ円安が酷いので晩飯代もバカにならないのである。

で、今朝は同じ轍を踏まぬように目覚ましをかけて寝たのだが、夜中にちょっといやな夢を見て、結局、目覚ましの前に起床。とりあえず会場で朝飯を食う。

今日が最終日。今夜はダウンタウンに移動するので、朝のうちにチェックアウトし荷物をクロークに預けてから午前中の講演を聴く。

朝のキーノートは元ワシントンポスト紙の記者で調査ジャーナリストな人の講演。ジャーナリストとして見てきた様々な事件を引き合いに出しながら、AIの登場が今後そうした攻撃、インシデントをどのように変えていくだろうかという話。内容が盛りだくさんでちょっとついていくのが大変だったので、後で録画でも見て、もう一度おさらいしたいところだ。(ハイブリッド開催なので、後で録画が公開されることを期待しよう。)午前中にブレークアウトセッションが二つあり、それで閉会となる。最初のセッションは、APT関連。最近のAPT(つまり、どこかの国の政府の息がかかったハッカー集団)の動向や使われる技術について簡潔にまとめてくれていた。対策の切り口も述べられていたが、要するに手強い相手には臨機応変かつ階層的に対処せよ・・ということにほかならないような気がした。(苦笑)少なくとも弱点があれば必ず狙われるから、どうやって弱点、つまりAttack Surfaceを小さくするかを考え、加えて抜けてきた攻撃をどのように見つけて対処するかということなのだが、これも一筋縄ではいかない。攻撃に要する時間もどんどん短くなっているので、対処もリアルタイムで行わないと間に合わない。AIを応用したソリューションは有望だが、それをうまく使いこなす技量が必要だろう。相手に応じたシナリオを用意して、演習を繰り返すしかなさそうだ。

最後のセッションは、ハワイのNPO法人が少ないリソースと予算で、どのようにゼロトラストを実装したかという話。これは非常に興味深い。日本では「ゼロトラスト」が完全にバズワード化していて、「ゼロトラスト」=「お高いソリューションの導入」みたいになってしまっているのだけど、本来「ゼロトラスト」はセキュリティの戦略であって製品やソリューションはその助けにしかならない。逆に、そうしたソリューションなしでも、ゼロトラストをベースにしたセキュリティは構築できる。徹底したクラウド化(オンプレのサーバ廃止)で運用を簡素化しつつ、要所要所で必要なセキュリティを構築するという非常に興味深い話だった。

そんな感じでイベントは終了。ダウンタウンのホテルのチェックインまで時間があるので、しばらく歩いたり、ロビーで座ったりして時間を潰す。午後2時半にUberでダウンタウンのホテルへ。幸い部屋に入れたので、ちょっと昼寝して、日が傾いた頃に街に出てみた。

前回来た時は風邪をこじらせて殆ど出歩けなかったので、とりあえず晩飯の場所を探しながら、メインストリートであるブロードウェイを歩いてみた。通り沿いは店から聞こえるバンドの音楽で溢れている。まさに、アメリカンな雰囲気。ニューオーリンズなどとはまた違った空気である。店もカジュアルな感じが多く、食い物も結構ジャンクな感じである。なかなかいい感じの店がなくてしばらく歩き回る。空にはこんな感じの半月。

ここで落ち着いた感じの店を探すのは難しそうなので、とりあえず、あまり騒がしくなさそうな店を探すことにする。

結局、バンドのライブがない店を探して入り、こんなものを喰う。いやはや、まさにアメリカンなジャンクフードである。

本当はステーキとか喰いたかったのだけど、残念ながら選択肢は限られていて、結果、これが一番マシなチョイスだった次第。流石に全部は食い切れず、ポテトは大半を残す事になった。まぁ、それもアメリカである。しかし、今頃になってちょっと胸焼けしている。明日はもうちょっとマシな食い物が食える店を探そう。

日が暮れると一気に気温が下がる。どちらかというと南寄りの地域なのだが、この時間で気温は10℃。昼間も20℃を切っていたから上着がないと寒い。とりあえずフリースを一枚羽織ってどうにか・・という感じである。一昨年みたいに風邪をひくと最悪なので気をつけよう。

そんな感じで明日は一日フリー。天気も良さそうなので、少しナッシュビルを散策してみようと思っている。

ISC2 Security Congress 2025

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昨夜は11時半過ぎにホテルに到着。即沈没して一夜明け・・・。今日からISC2 Security Congress 2025に参加である。会場は一昨年と同じホテル。中に大きなアトリウムがある。時期的にはまったく同じなのだけれど、今回は気が早いクリスマスの飾り付け。前回は時期的にハロウィーンモードだったのだが、なぜだろうか。

こちらが会場のコンベンションセンター。とりあえず、早朝にバッジをピックアップして、会場で朝食。一度部屋に戻って8時前に再度会場へ向かい、オープニングと最初のキーノートを聴く。

スピーカーはGoogleな人。Googleの巨大かつ複雑なシステムのセキュリティをどのように維持しているかという話。創業時から屋上屋を重ねるように拡大したシステムのバラバラなセキュリティを統合した苦労話など。そのキーワードは「工業化」。すべてのネットワーク、システム基盤、アプリケーションについて、必要なセキュリティ要素を規格化(部品化)して、機械的に組み込む事で、システムが巨大化しても追随できるセキュリティを実現したとか。そうすることで、最新のセキュリティをシステムを大変更することなく導入できるようにもなったと言う。しかし、言うは易しで、そうした根本的な発想の転換はGoogleだから出来たような気もする。工業化という言葉は、前世紀に某通産省が唱えて大失敗した「ソフトウエアの工業化」を思い出させるのだが、重要な部分をコンポーネント化しつつ、上物も含めて常に最新の技術を取り込んで行くスピード(アジリティー)をさらに上げようという発想は当時は全くなかった話だ。アジリティーを損なわず、かつスケーラブルなセキュリティを実現する、というある意味理想的な形だから、本当にそうなっているのだとしたら、その発想と実現した技術力を賞賛すべきだろう。

そこから、午前中にブレークアウトセッションをふたつ。ランサム攻撃のような会社を揺るがすインシデント対応に何故失敗するのか、という話とか、SOCのあり方を考え直す話とか。会社の業務が止まってしまうようなワーストケースのシナリオを前提にきちんと机上演習をやって問題点を洗い出せ・・・という話なのだが、それもセキュリティ部門だけでなく、全社的な枠組みでやらないと意味が無い。実際、そうした事態でセキュリティ部門ができることなんか、ごく僅かだ。全社を挙げて対処する練習をしておかないと、重大なインシデントに直面した際に身動きが取れなくなる。しかし、そもそも縦割りのきつい会社には難しい。旧態依然たる日本の大企業には特に難しいのだが、このところ頻発しているランサムによる業務停止が長引く原因はまさにそのあたりにあるから、そろそろ皆気がついてもよさそうなところだが・・・。「うちは大丈夫」なんて言える会社はないのだから、万一の場合に備えて全社対応の演習を、トップダウンで考えるべき時代なのだろうと思う。そういう事態を想像できない(したくない)経営者にはそろそろご退場願いたいところである。

昼飯を挟んで午後もいくつかのセッションを聴いたのだが、次第に眠気がきつくなってくる。昼休みと、午後の展示会見学時間は部屋に戻って仮眠する。会場から部屋までそこそこ距離があるので、今日はそれだけで軽く1万歩を越えた。(笑)夕方は、ナッシュビルのダウンタウンで交流イベントがあったのだが、夜に日本との打ち合わせがあったのでパスしてホテルで晩飯。

日が暮れたアトリウムはイルミネーションが綺麗だ。晩飯はとりあえず肉。(笑)

で、部屋に戻って1時間ほど日本とリモート会議。例によってどこに居ようが関係ない。(苦笑)こちらの午後9時は日本の午前11時(翌日)である。流石に、午後の打ち合わせはきついので、午前中にリスケして貰った。そんな感じのナッシュビル初日(昨日はノーカンで)、明日も引き続きコンファレンス参加である。

(たぶん)今年最後の高飛び

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横浜に戻ってからずっとぐずついていた天気だが、今日はようやく持ちなおし傾向。日差しが出てきた昼頃から気温も上がって半袖日和である。そんな10月も最後の月曜日。今日から一週間、ナッシュビルへ高飛びする。毎年のISC2 Security Congressだが、2年ぶりにナッシュビルで開催。前回は風邪をこじらせて観光どころではなかったので、今回は少し町中も歩いて見たい。火曜~木曜の午前までは郊外の会場に缶詰だが、金曜日は1日フリーなので、ダウンタウンに宿を取って少し街を歩いてみるつもりである。そんなわけで、昼過ぎに荷物を持って羽田へ移動する。今回は京急で移動。折り悪くT某が来るというので羽田周辺や都内は厳戒態勢。なので今回は公共交通機関利用とした。

そのせいかどうかはわからないが、搭乗便は2時間遅延。第3ターミナルのデルタスカイクラブ(ラウンジ)は大混雑のようで、よろしければ・・と一つ上の階にあるキャセイパシフィックのラウンジを紹介された。このラウンジは初めて。客は少なく、静かなのはいいが、食い物が少ない。とりあえず、カレーはあったので食うことにする。(笑)天気は次第に回復して、晴れ間も広がっているが、ちょっと不安定そうな雲行きである。

香港便が中心のキャセイは夕方までにすべて出発してしまうので、食い物は早々にラストオーダーになってしまう。しかたがないので、デルタのラウンジに戻ることにする。どうやら混雑は落ち着いたよう。席を見つけて座ったころに、ちょっと客が窓際に集まってざわついている。どうやらT王陛下のご到着らしい。目を凝らして見てみたが、機体は見えなかった。まぁ、特に見てもどうということはないので、忘れて、またカレーを食うことにする。(笑)カレーはデルタのほうがちょっと美味い。

そんな感じでちょっと食い過ぎ。あと20分ほどで搭乗時刻である。既に日も暮れて、誘導路の灯りがきれいだ。そろそろ片付けて、ゲートに移動しよう。


【追記@ミネアポリス】

それからゲートに移動してみたら、さらに30分遅延する案内が・・。もう少し早く言ってくれればラウンジで時間を潰せたのだが、戻るには中途半端な時間。しかたがないのでゲート付近で暇を潰して、ようやく搭乗。

この便、満席に近かったようで、搭乗にまた時間がかかって、結局3時間ほど遅れて羽田を離陸。

機内食はいつもの和食選択。またしても前菜とメインが一緒に出てくるが、今日はラウンジで飲んだくれていて、もうそろそろ眠かったのでOK。さっさと喰って、寝ることにする。

それでもちょっと食い過ぎ。ラウンジでカレー(小鉢)3杯はちょっと多かった。この便もWiFiは太平洋を越えるまで使えないので、もう寝るしかない。来年の春には太平洋もカバーされるようになるらしいが、早く繋がるようになってほしいところだ。カバーされれば、マイレージの会員は無料で使えるようになる。そんな感じでとりあえず寝て、そろそろ米国沿岸にかかるころに起床。途中だいぶ揺れたが、まぁ、国際線ではご愛敬だ。WiFiが繋がるのを待って、少し仕事などをする。朝飯、というか到着前の軽食は懲りずにカレーを食う。チキンカレーなので、それはそれでまた悪くない。

そうこうしている間に、経由地のミネアポリスに到着。到着はおよそ2時間遅れ。しかし、取り戻した1時間は、乗り継ぎ便の1時間遅延でちゃら、・・というか結局、ナッシュビル到着も1時間遅れである。そう言えば、前回ナッシュビルに行ったときに、ミネアポリスのイミグレで別室連行事件があったので、ちょっとトラウマになっている。夏のラスベガスの時同様に、今回も、コンファレンス関係とか、色々印刷しておいた。今日も、ちょっと高圧的な係官だったが、どうにか無事切り抜けた。そんなわけで、とりあえずミネアポリスのラウンジで乗り継ぎ待ちである。

とりあえずホテルのオンラインチェックインを済ませて、Uberを予約した。ナッシュビル到着は午後11時前、ホテルに入るのは11時半くらいだろうか。ホテルは前回と同じ、コンファレンス会場のホテル。今夜はとりあえず寝て、明日から ISC2 Security Congressである。

楽園の滞在期限

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いつまでも居られれば・・・といつも思う帰り際。今朝もコナはいいお天気。

朝飯を食いながら名残を惜しむ。見ると、SUPがひとつ。

ホテルのベランダには野鳥。

11時にホテルをチェックアウトして、まだ時間があるので少しドライブ。コナから少し南へ、海岸沿いを走る。途中、ちょっと海辺で景色をながめたり・・・

少し時間をつびしてから昼過ぎに空港へ。レンタカーを返してホノルル行きのフライトにチェックイン。

なんとなく寂しい気分だが、今回もパワーをもらったコナ滞在である。来年また・・と思いながら、コナを後にする。

やがて、こんな風景が見えてくる。

ホノルルに到着して、とりあえずデルタのラウンジでカレーなどを食いながら帰国便の搭乗待ち中。そろそろゲートへ移動する。帰りの便はネットが使えない可能性があるので、次は帰国後になりそうだ。 

最終日はまったりと・・・

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早いもので、今日が今回の最終日。明日はパラダイスを離れなければいけない。まぁ、とりあえずの目的は果たしたので、今日は一日、まったりと過ごす。(と言いたいところだが、仕事ががが・・・)まぁ、南の島で仕事・・・というのもそれなりのゼータクなのでよしとする。さておき、今朝もいい天気のコナ界隈。

とりあえず、またホテルのベランダで朝飯の後、少し街を散策することにした。

散歩に出たのがもう10時を回っていたのだが、結構暑い。日差しが強いのと、路面からの照り返しがきつくて、ちょっと辛い感じである。

とりあえず、頑張ってカイルア桟橋あたりまで歩くが、結構汗だくになってしまった。

流石に、ここで熱中症とか洒落にならんので、そろそろと折り返してホテルに戻ることにする。

ホテルに戻って、フロント脇にあるこんな場所で少し休憩。この椅子、鳥かごみたい℃面白い。座って寝そべるといい感じなのだが、今日は汗だくになっているので、ちょっと気持が悪い。

とりあえず、この散歩で4500歩ほど歩いたので、部屋に戻って、シャワーを浴び、それからちょっと仕事をする。合間にベランダで息抜きしながらの仕事も悪くない。これが本当のワーケーション、といったところだ。(もちろん、仕事など持ってこないに越したことはないのだけれど・・・)仕事に疲れたらちょっと、ごろんと昼寝して・・というのは日本でもやっていることなのだが、ここは南の島。「ごろん」する価値も段違いである。(苦笑)

午後4時からオンライン打ち合わせが一本あり、終わったらもういい時間になっている。晩飯がてら、とりあえずまた、少し歩く。

またカイルア桟橋方面まで往復して、ホテル近くのレストランで晩飯。今日は、ちょっと雲があって夕日は見れなさそう。

とりあえず、いつものコロナを飲みながら、空きっ腹に任せてステーキを注文する。

気がつくと、雲の隙間から沈む夕日が少しだけ顔を出している。

最終日に、ちらっとだけでも夕日を見せてくれた、島の神様に感謝である。肉を食いながら、マイタイを追加注文していい感じに酔っ払い、帰りにコンビニで買い物してからホテルに戻る。

ホテルの部屋に戻ったころには、窓からいい感じの夜景が見えている。買ってきた麦酒を片手に、しばらく夜景を眺める。

さて、明日はもう帰らないといけないのだが、今夜はもうしばらく余韻に浸っていよう。

火の山と星空と・・・

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今朝もまたいい天気のコナ界隈。今朝は8時半くらいに起きて、またベランダで朝飯。

沖合にはいつものクルーズ船が姿を見せた。

今日は、朝飯の後、ざっとシャワーを浴びて、11時過ぎにホテルを出る。車のガソリンを満タンにして、毎回恒例、島一周のドライブである。目指すは島の反対側にあるキラウエア火山。うまくいけば昨日、空から見れるはずだったのだが、あいにくの悪天候でダメだったので、いつものように車で走ることに。まぁ、何度も行っているから行かなくても・・・なのだが、大王様同様に島を代表する火の女神様にはご挨拶が必要。宿があるコナからキラウエアの国立公園までは、およそ90マイル。140Km以上の距離である。所要時間は2時間半くらい。ちょっとしたロングドライブになる。もちろん帰ってこなければいけないので、実際の走行距離はその倍以上だ。で、とりあえず、1時半頃に現地入り。しかし、天候は雨。視界も悪くて何も見えない。

今日の神様はちょっとシャイな感じだ。しかたがないので、レストハウスで昼飯を喰って様子見する。

そのうち、少し天気が回復してきたので、火口を見に行くことにする。時々小雨がぱらつくが、晴れ間も見えるちょっと不安定な天気。展望スポットからは、火口を一望することが出来た。

無事、ご挨拶は終了。今回もまたパワーを少しいただいた。少し時間があったので、いつものように海沿いに向かうが、天気が今ひとつで雨が止まないので、とりあえず、海岸へ降りる手前の崖の上で景色を眺めて折り返す。

帰りは、そのまま北上してヒロへ向かう。ヒロは青空も少し見える天気。そこからサドルロードに上がる。マウナケアとマウナロアの間の高地を抜けるハイウエイである。で、これまたいつものように、今度はお山詣で。マウナケアの中腹にあるビジターセンターを目指す。サドルの登りはずっと雨で雲の中。マウナケアの入り口辺りまで来て、ようやく雲の切れ目が見える。標高2800mのビジターセンターまで上がると、半分くらい青空が見えてくる。気温はぐっと下がって、もう半袖では寒い。一応、長袖を持って行ったのだが、下は短パンのままでちょっと寒い。ジャージを持ってくれば良かったと後悔する。

このビジターセンター、以前は夜になると望遠鏡などを並べて星空観測会が開かれていたのだが、コロナ以降、それがなくなってしまい、施設もかなり縮小されてしまったのが残念。とはいえ、昼は、マウナケア山頂へ行く人たちが高地に身体を慣らす中継所として、夜は星を見に来る人も多く、賑わっている。

途中山から雲が流れてきて、ちょっと天気が心配だったのだが、日が暮れる頃には綺麗に晴れてくれたのはラッキー。当然、ここに来たお目当てはこれである。

ここまで綺麗な夜空は平地ではなかなかお目にかかれない。山に行けば、日本でもと思うのだが、これだけの高地まで車で上がれるところはないし光害もあるので、いい場所を見つけられないでいる。去年の春に来た時は、日暮れ前に雲が出てしまい星空は見られなかったので、何年ぶりだろうか。寒いのを我慢しながらしばし、星空に見入っていた。

いい加減寒くなったので、切り上げて山を下る。またしばらく雲の中に入るが、そのままサドルロードを通って島の西側まで出て、山ぞいの190号線からコナへ。ホテルに着いたのは午後9時過ぎ。走行距離は230マイルほどだった。360Kmほど走ったことになるから、結構な走行距離である。まぁ、これもハワイに来たときの楽しみのひとつだ。で、部屋で軽く一杯引っかけながらこれを書いている。とりあえず、今回の目的は無事達成。明日は一日まったりと・・・時折仕事もしながら・・・過ごすことにしよう。

ハワイ島空中散歩

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今朝もいいお天気のコナ界隈。心配したハリケーンの影響もほとんど感じない、のどかな朝である。

起床は7時過ぎ。ベランダで軽く朝飯を食い、8時半過ぎにホテルを出て、向かったのはこんなところ。

もう何度も来ているのに、まだヘリツアーに参加したことがなかったので、今回はちょっと奮発して乗ることにした次第。ハワイに来始めてから、かれこれ20年ほどになるが、これが初めてである。

ハリケーンは逸れたものの、やはり影響はあって、キラウエア周辺の天気が悪く、今日は島の北側中心の周遊とのこと。通常、パイロットを除いて7人が同乗するヘリだが、どうしてもキラウエアを見たいグループが別日程に変更したので、乗客3人だけになった。後部座席は私だけ。前方には、韓国人のカップルが同乗した。

ヘリポートを離陸して、まずは山の方へ。

眼下には火山島らしい、荒々しい風景が広がる。昔の火口もあちこちに見られる。

太平洋の真ん中にあるホットスポットから出来たハワイ諸島。海底から山頂までの高さは軽く10000mを超える。海がなければ世界一高い山になるという。ヘリは高度を上げ、マウナロアの中腹あたりまで。左を見ると、隣のマウナケアの山頂の天文台群が見える。ここまで上がると、かなり空気が薄くなる。

ちなみに、このヘリツアー、マウナケア山頂ツアー同様に、直前24時間以内のダイビングは禁止である。気圧差で、血液に溶けたガスが気泡になるので危険なのである。マウナロアは最近も噴火している活火山。周辺には、過去に流れた溶岩流の跡があちこちに見られる。

ここからヘリは高度を下げ、海岸線へ。下は空から見たコナ界隈。滞在中のホテルも見える。

ここから海岸線を北上する。海岸沿いのリーフが美しい。海沿いには大きなリゾートホテル群やビーチが点在する。

次に向かったのは島の北側。昨日行ったあたりをもう少し先に進むと海沿いの渓谷地帯になる。島の北側は植生ががらっと変わる。雨が多いので雨林地帯なのである。このあたりは切り立った崖と、いくつもの谷が連なる。

こうした見所では、パイロットが色々と説明してくれる。乗客と会話しながら進めてくれるので楽しい。

このあたりで大きな谷は、ポロル渓谷とワイピオ渓谷なのだが、ワイピオ渓谷の中には、見事な滝がある。

何度か旋回して周囲を見せてくれたあと、ヘリはここで折り返して、帰途に就く。

帰りはまたコハラの山麓を飛び越えるのだが、途中の牧場地帯の草原に牛の群れが見える。

今日も海の向こうに、マウイのハレアカラ。

1時間45分のフライトもほぼ終わり。ヘリポートがあるワイコロア周辺の海岸を少し旋回して名残を惜しむ。

この辺りは数少ない白砂のビーチがある。州立公園になっているハプナビーチには何度か足を運んだことがある。海を見ながら木陰でまったりするにはいいビーチである。

そんな感じで、ヘリツアーも無事終了。自分で動画も撮影したのだが、ヘリの機外カメラの映像などが入ったUSBメモリを買って帰ることにする。ヘリポートから宿までは40分ほど。そのままどこかへ行こうかとも思ったのだが、小腹が減ったのでホテルに戻って飯を食うことにする。

海辺のバーラウンジに行って、昼飯がてら、まったりとする。

昼飯はパスタ。昨夜と同じメニューだが、今日は違う種類のパスタが使われている。で、ついでに一杯。多少仕事も持って来ているとはいえ、基本は現実逃避の旅なので、昼間から酔っ払うのもアリ。

コロナ2本で、すっかりいい感じになり、部屋に戻って昼寝する。気持ちよく寝てしまって、気がついたらもう夕方。とりあえず、部屋のベランダからサンセットを眺める。

今日もいい夕日。3日連続夕日を見られたのはラッキー。

昼飯の後寝てしまって、少し胃もたれしているので、夕暮れの散歩に出る。

ぶらぶらとカイルア桟橋方面まで往復する。

そんな感じで少し腹ごなししたものの、流石に晩飯をしっかり喰う気にはなれず、コンビニでサラダを買って部屋で食いながらこれを書いている。そう言えば、今日は第2火曜日。リモートで日本にある鯖にパッチを当ててしまうところは、性としかいいようがないのだが・・・・。とりあえず、そんな感じの一日。明日はいつものロングドライブで、今日会えなかった火の女神様にご挨拶・・・といこうか。

とりあえずのご挨拶とか・・・

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一夜明けて快晴のコナ。昨夜は、酔っ払って中途半端に寝てしまったせいか、それからなかなか眠れずにちょっと悶々。例によって、朝方から熟睡してしまい気がついたらもう10時前になっていた。

朝飯の買い出しがてら、少し歩いて見る。気温はそれほど高くなく、潮風が心地よい。

で、朝飯の後、天気もいいのでちょっとドライブに出かける。今回の車はこれ、JeepのSUVである。馬力はあまりないので吹かすと息切れするのだが、4WDだし、島を乗り回すのにはちょうどいい。

この島に来たら、とりあえずはこの方にご挨拶・・・ということで、片道50マイルほど走って、島の北側まで。

今日は天気もいいので、マウイのハレアカラが海の向こうに見えている。

2時間半ほどのドライブをして、帰ってから日本とリモート会議を2本ほど。まぁ、どのみち暇を持てあますので、多少の仕事は問題なし。一休みしてから、いい時間になったので、散歩がてら、晩飯の食い場所を探す。

これが、定宿にしているロイヤル・コナ・リゾートである。

もう見慣れた海岸沿いの景色。夏もそろそろ・・・という時期なので、観光客も少なめ。なにより、日本人を見かけないのがいい。いや、嫌いではないが、日本人がたむろしていると、アウェー感がなくなってしまうので。ホノルルとか行きたくない最大の理由がそれ。

いい時間になったので、ホテル近くまで戻って海辺のレストランに入る。

やがて、今日もいい感じのサンセット。金色の海を見ながら一杯引っかけて脱力する。

今夜は肉。とりあえず、一日はこれを喰わないと元気が出ないので・・・。

ふと見ると、こんなミケ子が一匹。このあたりで久しぶりに見かけた猫である。

やがて日も沈んでいい感じの夕暮れ。

今日も一日終わり・・・といきたい所だが、実は夜の9時から打ち合わせが一件・・・。いつもの出張だと日本時間午後の打ち合わせはパスなのだが、日本時間午後4時は時差5時間で対応可能範囲にかろうじて入ってしまう。リスケをお願いしてもいいのだが、調整が面倒なので、とりあえず出ることにした次第。そんなわけで、このあとお仕事・・・である。現実逃避・・のはずが、逃避できていないのがちょっと寂しい。さて、明日は初めてヘリツアーに挑戦。一度乗ってみたいとおもっていたのだけど、これまで機会がなかった。ハリケーンが近づいていてちょっと心配したのだが、どうやら逸れてくれたようなので、なんとかなりそうだ。明日はいい写真をアップできそうだ。

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