風見鶏のひとりごと(ブログ)

このブログは「風見鶏」が、日々気づいたこと、思ったこと、したことを気ままに綴る日記です。旧ブログがシステムトラブルのため更新できなくなってしまったため、2023年10月に再構築しました。過去の記事は、こちら から参照できます。なお、ここに書いていることは、あくまで個人的な思いであり、いかなる組織をも代表、代弁するものではありませんし、無関係ですので念のため。 下のバナー画像は季節ごとに変えていますが、ブラウザによってはキャッシュされてしまって変わらないことがあるようです。季節外れの画像が表示されていた場合は、ブラウザのキャッシュをクリアしてみてください。
 

日常回帰と墓参り

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一週間ぶりの横浜は、いまひとつすっきりしないお天気。休養日の昨日は、なんとなくだらだらと過ごした。することが無いと、ついついゴロゴロしてしまうのだが、それではなかなか時差ぼけが修正できないのであまりよくない。

天気はいまいちで気温も30℃前後と「低め」なのだが、湿気が多いので歩き回るのはちょっと辛い。結局、あまり長くは歩けず、歩数はかなり減ってしまう。まぁ、ベガスではちょっと(かなり)歩きすぎたので、少し足腰を休めるのも悪くないのだが、気を抜くとすぐに身体がナマってしまうので気をつけないといけない。で、とりあえずの散歩道風景など・・・。

このグリーンモンスターはそろそろ家を飲み込みつつある。(笑)一方、昨年討伐されたこちらのモンスターは復活の兆しを見せている。

この神奈川県管理の空き地は、今年もまた草ぼうぼうになっている。いつまで土地を遊ばせておくつもりなのか・・・。維持管理に税金を浪費するのだから、そろそろ使い道をきちんと考えるべきだろう。

今日は朝のうちは雲が多く、暑さはそれほどでもなかったが、散歩は短めですませる。

時差ぼけ活用で早起きモードにすべく、今朝も6時過ぎに起きてはみたのだが、いまひとつすっきりせず、今日も朝飯の後はちょっとゴロゴロしてしまう。天気が持ち直してきたので、高飛びでたまった洗濯物を片付ける。天気が良くなって日差しが戻ったので、昼過ぎにはすっかり乾いた。今日は夕方の便で小松へ飛ぶ。2泊予定なので荷物はバックパック一個にまとめて、午後3時過ぎに家を出て羽田に向かう。

そう言えば、小松便に乗るのは久しぶりである。しばらく来ない間に羽田の第2ターミナルの増築工事が終わって、これまでバス移動だったサテライトが通路でメインコンコースと繋がっていた。

一見便利になったようだが、実はこれがやたらと遠い。動く歩道はあるが、歩く労力を考えれば、バスのほうが楽だったので、ある意味「改悪」である。

ちなみに、このゲート47はその通路の突き当たりにある一番遠いゲートだったりする。この前の帰国便のゲートといい、最近、空港でやたらと歩かされている気がする・・・。今回の拡張にあわせて、こんな奴も導入されている。

無人運転のカートで、数台がコンコースの端から端までを走っている。自由に乗れるので、年寄りやら足腰が悪い人などは、これに乗ればいい・・という話だが、どこでも乗り降り出来るようにゆっくり歩く程度の速度しか出さないので、時間はやたらとかかる。なので、乗っているのは子供連れくらい。子供にとっては、いいアトラクションだろう。

さておき、小松行きは10分ほど遅れてゲートを離れたが、ちょうど混雑する時間帯にかかっていて、離陸待ちを食らうことになる。この時間帯は16L/Rを都心上空経由の着陸ルートで使うと同時に離陸にも使うので、着陸機が重なると離陸待ちが長くなる。今日は、第1ターミナル側の16R離陸だったのだが、数機の離陸待ちができていた。下のハワイアン航空は到着便。滑走路横断待ちである。

今頃ハワイは日本人でごった返しているのだろう。あまり行きたくない時期である。ちなみに、私は来月、ハワイ行きを目論んでいるところである。

離陸までに結構時間がかかったのだが、飛行は順調。ちょっと雲の多い天候だったが、富士山もこんな感じでよく見えた。

お盆時期で予約がきつかったので、プレミアムクラスを買ったのだが、おかげで晩飯にありつく。

なかなか美味しい弁当なのだが、問題は飛行時間である。実質40分ほどしかない飛行時間のうち安定飛行している時間は20分ほど。その間に出てくるので、実際に食う時間は10分ほどしかないから、かなりせわしない。持ち帰りもできるのだが、食い意地が張っている私は、取りあえず頑張って喰うことにする。ちなみに、私以外の客は全員持ち帰りだった。(苦笑)頑張って食い終わった頃にはこんな景色が見えてくる。雲の上に浮かぶのは白山の山頂である。もう雪はまったく見えない。

小松着陸前、かつて実家があったあたりをズームしてみる。土地は売却済みだが、見たところ、まだ空き地のままのようだ。

小松到着は、定刻ちょい遅れくらいで問題なし。

空港でレンタカーを借りて、駅前のホテルへ移動する。ホテルの部屋からはちょうど日没前の夕日。

機内で飯は食ったが、とりあえず一杯引っかけに駅まで出かける。こんな駅前の夕景。

とりあえず、明日は午前中に墓参りをすませて、あとはゆっくりするつもりである。明日もう一泊して、明後日に横浜に戻るつもりだ。

高飛びも最終行程へ

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一夜明けて、快晴のLA。予定よりもすこし寝坊したものの、午前8時過ぎにホテルをチェックアウトしてシャトルで空港へ。デルタ航空は最近、ビジネス(DELTA ONE)客専用のラウンジを整備しつつあり、LAXにもこれが設置されている。専用の入り口から入って、セキュリティチェックを受け、そのままエレベーターで上がると、どこかのレストランかと思うようなフルサービスのラウンジがあるのである。

LAX経由での帰国の際は、これが最近の楽しみになっている。とりあえず、ここで搭乗時刻まで、ゆっくりと過ごすことができる。そんな感じで、朝食の後、これを書いている。搭乗まであと30分ほど。ちなみに、搭乗ゲートのあるターミナル3には免税店がない。なので、少し早めに出て、ターミナル2の免税店でワインを調達しようと思っている次第。さて、あとは帰るだけだが、カムチャツカの火山噴火の影響で、帰りのルートも迂回を余儀なくされそうな感じなので、少し到着は遅れるかもしれない。まぁ、大きな問題は無いので、あとは機内でゆっくりと過ごそう。


【追記:機内】

搭乗時刻少し前にラウンジを出て、隣のターミナル2へ行き、カリフォルニアワイン2本(赤・白)を調達。ターミナル3に戻って搭乗する。搭乗前にチケットを表示しようとしたら、WiFiルータを切ってしまっていたことに気付いてあたふた・・・。スマホの搭乗券は便利だが、オフラインでは使えないのが残念。スクショは撮っておくべき。ちなみに、iPhoneのテザリングとWindowsの相性がイマイチなので、海外ではiPhoneのデータローミングはオフにしてWiFiルータを使っているのも一因。さておき、無事搭乗してスパークリングワインで一息。

帰りの機材もA350-900である。

離陸は定刻。快晴(だが、煙っている)LAの空を背景にいつもの海岸線(マリナ・デル・レイのあたり)を見ながら離陸する。

巡航高度に達して食事タイム。あらかじめ和食を予約してあったのだが、手違いで前菜のみ洋食に・・・。客室乗務員が、「私のミスで他の人に出してしまった」と謝っていたのだが、同じ事を数人に言っていたから、思うに彼女のミスではなく、何らかの手違いの可能性が高い。

メインは予定通り和食で、鳥のテリヤキである。

やめておこうと思ったのだが、結局デザートのアイスまで喰ってしまう。これをやるから血糖値が上がってしまうのだが・・・ぁま、今は考えないでおこう。(苦笑)

それから一眠りして、起きたら飛行機は太平洋のど真ん中。ずいぶん南側を大回りしている。(地図上は直線だが、大圏コースからかなりはずれた大回りである。)カムチャツカの火山の影響を避けるためだろう。

そんな感じで、羽田まであと4時間弱。ここからは起きてあれこれしているつもりだ。


【追記:自宅】

機内でちょっと作業をしている間に時間は過ぎ、軽食が出てきて、窓の外に見慣れた景色が戻ってくる。

今日は23アプローチ。海上に作られた一番新しい滑走路。(と言っても出来てからもうだいぶ経過している)ここからだと、羽田のターミナルがよく見える。

ただ、この滑走路は第3ターミナルから一番遠い。どうせなら22に降ろしてくれればいいのに・・と思うが、重量の関係で少し長い23になったのかもしれない。そんなわけでしばらく誘導路を走ってターミナルに到着。例によって入国審査場から一番遠いゲート。ついつい嫌がらせかと思ってしまう。国内系のエアは近いゲートなので、あからさまな海外エア差別みたいだ。こればかりはちょっと某国帝王陛下に突っ込んでほしい気がする。(苦笑)

まぁ、愚痴はさておき、一汗かきながらコンコースの端から端まで歩いて顔パス入国、続いて顔パス税関通過で、そのまま京急で帰ってきた。荷物を預けないのでスムーズである。しかし日本はやはり蒸し暑い。ベガスほど気温は高くないが、空気が身体にまとわりつく感じで汗が噴き出す。駅から家まで歩く間に疲れてしまった。さて、そんな感じで夏の高飛びは終了。今回、久しぶりのBHはなかなか面白かった。やはり、年に一度くらいは、こういう技術系の深い話も聴くべきだろう。世間は旧盆の時期にかかるところ。明日は一日休養して、明後日から郷里に墓参りに行く。このところ、そっち方面は記録的な猛暑だったり大雨だったりと、結構荒れているようなのでちょっと心配である。実家がなくなったので、ホテル泊なのだが、天気が悪化しないことを願おう。ところで、ニュースを見たら株相場が最高値更新とか・・・。先行き不透明な中で少しでも明るい材料を狙って・・ということなのだろうが、これも某国帝王陛下の気まぐれでどうなるやら・・。そんなわけで、いい機会だから、今年5年の保持期限が切れる初期のNISAで買った某社株を売り飛ばした。別宅のリフォームとかで少し物入りなのと、余った金でまた値下がりした時に株を買おうと思っている。

そんな感じで日常回帰・・・である。

最終日のベガス散策

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昨夜はあまりよく眠れず、朝を迎えたベガス最終日。11時にホテルをチェックアウトし、荷物を預けてから夕方まで時間を潰す。今朝も快晴で気温はどんどん上昇。予想気温は43℃とかになっているから、殺人的な暑さである。

外を歩くのは命に関わりそうなので、とりあえず屋内のモール散策をすることにして、まずはバスでベネチアンホテルまで。ここのベネチアの町並みと運河を模したモールを2周ほど歩き、休憩がてら昼過ぎまで時間を潰す。

そこから少し離れたファッションショーモールというショッピングセンターまで歩き、そこのフードコートで軽く食事をする。10分弱、外を歩いたのだが、ちょっとクラクラするような暑さ。一方で屋内はキンキンに冷房が効いていて身体が冷え切ってしまうので、なかなか汗が出ず、ちょっとヤバい感じになってくる。途中、こんな水場が唯一の救いである。

ちなみに、これがファッションショーモール。ブランドショップやら百貨店が入っていて、フードコートもあるので休憩にはちょうどいい。

この建物の前の歩道橋から見たストラットホテル(旧ストラトスフィアホテル)のタワー。これもベガス的な景色である。

それから、またベネチアンに戻り、少し時間を潰してから、今度はフォーラムモールという少し南側のモールに移動。ここは、一昨日に行った寿司屋のあるモールである。

で、ここからシーザースパレスホテルに抜け、一旦外に出て、ベラジオホテルの中を抜けて、こんなあたりまで戻ってくる。

このあたりにはプラネット・ハリウッドホテルのミラクル・マイルモールがある。最後はそこで休憩がてら時間つぶし。この時点で歩数は軽く1万5千歩を超えていて、足腰がちょっと悲鳴を上げる。しかし、屋内で座っていると今度は寒い。さて、どうしたものか・・・と探した結果、このモールの脇にあったスタバがちょうどいい温度だったので、そこでしばらく居座ることにした。結局5時頃まで時間を潰して、それからホテルに戻って荷物を受け取り、Uberを呼んで空港に向かう。ホテルから空港は10分ちょっとの距離。午後6時ちょっと前に空港に到着。午後7時59分の便の搭乗時刻まではまだ1時間以上。ラスベガスの空港にはデルタのラウンジがないので、コンコースにあるスタバでPCを開いて少し作業をする。

飛行機はほぼ定刻に、まだ少し明るさが残るラスベガスを離陸する。

LA(LAX)までは40分ほどのフライト。ちょっとうとうとしている間に、今度はLAの夜景が眼に入ってくる。

定刻より少し早く着いたので、ゲートがまだ塞がっていて、誘導路でしばらく待たされるというお約束。まぁ、実質遅れもなく到着して、空港からホテルの無料シャトルでホテルへ移動する。シャトルの乗り場が分からず少し右往左往したが、とりあえず無事に乗ることができた。で、一緒に米国人らしい夫婦が乗ってきたのだけれど、なにやら旦那がカリカリしている。ホテルの予約でトラブルがあったようで、ホテルに電話をかけていたのだが、かなりトゲトゲしい口調になっている。一方嫁さんのほうは周囲を気にしながら、旦那の首筋をマッサージしながら、いたわっている。ある意味微笑ましいのだが、旦那はなかなか落ち着かないので、ちょっと嫁の方がかわいそうな感じだ。どこの国でも、そう言うことがあるんだなと思いながら見ていた。

そんな感じで、最終夜はLAのホテルに落ち着く。部屋はなかなか綺麗な感じで、例によって一泊素泊まりなのが、ちょっともったいない。

もう10時近くになっていたが、ちょっと小腹が空いたので、下のレストランでエビ入りシーザーサラダをつまみに一杯引っかける。それから部屋に戻ってこれを書いている次第である。明日は、8時前くらいには空港に移動して、空港のデルタワンラウンジ(デルタのビジネスクラス客専用のフルサービスラウンジ)で朝飯を食いながら羽田行きの搭乗を待つつもりである。

のんびりベガス

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今日は特に予定もなく、朝寝坊して起きたのは10時過ぎ。それからシャワーを浴びて、またちょっとゴロゴロ。腹も減っていないので、朝飯(ブランチ?)は昨夜買って置いたフルーツですませ、外は暑いので、夕方までホテルに引きこもることにする。時差ぼけに任せてゴロゴロ過ごして、夕方5時前にホテルを出る。

とりあえず腹が減ってきたので、早めに晩飯。今日はまた肉を食いに、近くのOutbackへ。

とりあえず腹を満たして、まだ時間も早いので、ちょっとバスに乗ってダウンタウンまで足を伸ばしてみる。街の人出は減っている感じだが、バスの混雑は変わらない。道の渋滞もいつもよりさらに悪化した感じでダウンタウンまで1時間以上かかってしまった。

ベガスの旧市街であるダウンタウンは、ホテル街のラスベガス大通り(通称ストリップ)からは離れた場所にある。なぜホテル街がダウンタウンに作られなかったかについては、税金が高かったので・・・という話らしい。今はダウンタウンもアトラクションなど、観光客の誘致に力を入れている。

このアーケード街がダウンタウンの目玉であるフリーモント・エクスペリエンス。天井に様々な映像が映し出されるほか、色々な催しが開かれている。しかし、今日はいつもと少し違った雰囲気。なにやらセキュリティのチェックポイントが設けられていて、ものものしい感じである。

なんだろうと思っていたら、どうやら今日は一部を仕切ってイベントが開かれるらしく。その区画への出入りのみ、チェックされるようである。それ以外はいつもどおりで、こんな感じ。

人出も例年と変わらず、こちらは賑わっている。とりあえず、脇にあるバーで麦酒を調達して飲みながら歩くことにする。

ほろ酔い加減でしばらく歩いて、雰囲気を楽しむ。

イベント会場ではロックコンサートが開かれている。帰りはセキュリティチェックが面倒だったので区画外を迂回する。

で、そろそろいい時間になってきたので、ホテルに戻ることにする。

帰りのバスは空いていて、道の渋滞も少なくなっていたので、30分ほどでホテル街の中心まで戻ってきた。今日は昼間引きこもっていたので、少し手前で降りて歩くことにする。

まだ少し熱風が吹いているが、暑さはだいぶマシになっている。心なしか歩いている人の数も増えた感じだ。

そんな感じで、今日はのんびりと過ごした。明日は最終日。夜にはベガスを離れロサンゼルスへ移動する。ホテルをチェックアウトしてから夜までの時間をどう過ごすか、まだ決めていないのだが、とりあえず荷物はホテルに預けて、屋内のモールとかを散策して過ごすことになりそうだ。

灼熱の大峡谷

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今朝も快晴のラスベガス。気温はどんどん上昇する。今日と明日はオフなので、ちょっと遊ぶことにした。

午前10時過ぎにホテルから迎えのシャトルバスで向かったのがこんなところである。

昨年に続き、グランドキャニオンまで飛ぶことにした次第。この会社のヘリツアーは2回目である。これはロビーに展示されているヘリのタービンエンジン。

空港の敷地にあるヘリの発着場からは、離陸する飛行機が見える。

離陸後、ヘリは街を見ながら旋回、上昇する。今回、往路は操縦席の隣のシートである。

空港を横切り、ひと山越えて、最初に向かったのがフーバーダムとそのダム湖であるミード湖。

ここから荒涼とした砂漠の上を飛んでグランドキャニオンへ向かう。他のグループのヘリ数機が一緒に飛ぶので、時々姿を見ることができる。

グランドキャニオンでは、谷底に着陸して、景色や飲み物、軽食などを楽しむ。ちょっとしたピクニック気分だが、谷底の気温は40℃越え。日向は暑いので、テーブルのパラソルの下でシャンペンを飲む。

一緒に飛んだのは、シカゴから来たという夫婦とロシア人の一家。まだ小さい男の子と女の子が賑やかだ。驚いたことに男の子は少し英語も話す。アメリカに住んでいるらしく、両親の英語もなかなか流ちょうだ。子供たちにとっては、飛行や峡谷の風景は忘れられない思い出になるのだろう。

そんな感じで2時間ほどのツアーを終えて、途中、砂漠の中で給油してからラスベガスに戻る。ヘリの中は空調があるにもかかわらず、かなり暑い。途中パイロットが窓を開けて上空の涼しい風を入れてくれた。パイロットの話では、景色が霞んでいるのはカリフォルニアの山火事の煙らしい。濃いときには視界がかなり悪化するとのこと。

ホテルに戻ったのは午後2時半頃。ちょっと疲れたのでしばらく昼寝する。夕方5時前にホテルを出て、早めの晩飯。だいぶ日が傾いて日陰が増えているが、路面が焼けているのと砂漠の熱風で、まだかなり暑い。

行ったのは昨日振られた寿司屋。こんな感じで枝豆、一番搾り、天ぷら、そして寿司の「上盛り合わせ」。いずれも違和感なくうまい。為替レートも含め、安くはないのだが、1ドル100円相当の感覚で言えば、日本にあっても通っていい店だと思う。

それから、少し歩いて帰る。外は暑いので、屋内のショッピングモールをシーザースパレスまで。

そこから外に出て、ベラジオ前の噴水。

ここはいつも大混雑するのだが、今日は異常に人が少ない。これだけ見ると「閑古鳥」というメディアの表現もあながち嘘ではないかもしれない。そう思ってみると、ベガスの夕景もなんとなく寂しげである。

すべてはこいつのせいである。

やはり暑いので、バス停2つ分だけバスに乗る。ホテルに戻ってきたが、まだ空は明るい。

部屋に帰って、少し窓の外を眺めている間に、空港の向こうに、ほぼ満月の月が昇ってきた。

ちょっと眠くなったので少し横になって、気がついたらもう午後10時近くになっている。それからこれを書いていたら、結構遅い時間になってしまった。さて、明日もフリーなのだが、まだ予定は決めていない。少し寝坊してから、街歩き(主に屋内だが・・・)でもしようか。

BH2日目とT効果?

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BH2日目は、また朝のキーノートから始まる。会場のアリーナは、こんな感じでちょっと不気味な雰囲気。大音響の音楽がかかっていて、なんとなく落ち着かない。

昨日の混雑に嫌気して、今日はホテルで朝食をとってから会場へ向かった。しかし、今日の混雑はそれほどではなく、私と同じ事を考えた人も多かったのかもしれない。

キーノートはどこかで見た人・・と思ったら、昨年秋のISC2 Congressでも喋っていた、元NY Times記者の女性。メディアという、外側の世界から見たサイバー攻撃の変遷の話も、昨年とよく似た内容だった。同じラスベガスなのでちょっとデジャブである。

二日目は、物理系のインパクトがある話をいくつか。一つはEVチャージャーで火災を起こすというコンセプト実証の話。EVチャージャーにはリモコン機能があるものが多く、こうした機能など(の脆弱性)を経由してコントローラのCPUを乗っ取られた場合、火災を起こすことが出来るかどうか、という実証をした話である。ただ、これはコントローラそのものを乗っ取ったのではなく、本来ソフトウエアでコントロールされる制御信号に物理的に異常な信号を与えて、その結果、過電流による火災を生じるかどうかという実験を複数のメーカーのコントローラに対して行ったものである。充電の電流制御は、パルス状の電流の幅を変えることで行っていて、このパルスを作る元になる信号をCPUが発生させている。この信号に細工してパルス幅が100%、つまり電流が流れっぱなしの状況をつくってどうなるかを検証するという実験なのだが、ほぼすべてのメーカーの機種で、充電機と車を繋ぐケーブルが発火した。中には充電コントローラ本体が発火したものもあって、火災を起こすことができるということが実証された形だ。実際にコントローラを乗っ取れるかどうかは脆弱性次第だが、もしそれが出来れば外部から火災を発生させることが出来るということである。問題は、電流制御をソフトウエアのみに頼っていて、電気的に過電流を防ぐ回路が組み込まれていないという点である。コストを下げるためだろうが、こうした物理的な制御をソフトウエアで行う場合、ソフトウエアの異常で事故が発生することを防ぐ物理的な仕掛けが必要なのである。ちなみに、うちの車もオプションでWiFi経由のリモコンを装着できるのだが、そうした不安もあって、取り付けていない。今回の実験対象はサードパーティー製の充電コントローラなのだが、自動車メーカーの純正品にはこうした問題がないことを祈りたい。

もう一つは、車のECUの誤動作を検証する話。車にはECUと呼ばれるマイコンユニットが複数組み込まれている。多いものでは100個単位で組み込まれていて、車内ネットワーク(CAN)で通信、連携しながら動いている。たとえば、窓の開け閉めからブレーキ、パワステ、エンジンとあらゆる機構の制御にそれぞれ専用のECUがある。特に、車の重要な制御に係るECUが誤動作すると致命的な影響を与えかねない上に、車にはエンジンを始め、様々なノイズ源があって、ECUにとっては厳しい環境である。ECUは、自動車メーカー本体(いわゆるOEM)ではなく、電装品メーカーが作っていることが多いのだが、多くのECUでは、様々なノイズや電磁波、宇宙線といった外的要因で誤動作が起きるのを防ぐために、複数のCPUコアで同じ計算を時間差で行い、それを比較するというような安全策が講じられている。実験は、電源を瞬間的に断続する(グリッチを発生させる)ことで、この仕組みに影響を与えることができるかどうかを試すというものである。影響を与えることができれば、たとえば条件分岐などの処理に対して異常を発生させることができる。ECUモジュールにはデバッグ用の回路が組み込まれているが、通常はパスコードでロックされている。実験は、複数のメーカーのECUに対してランダムなパスコードを与えながら、そのタイミングでグリッチを発生させ、デバッグモードに落とすことができるかどうかを試すという内容である。デバッグモードに落とすことが出来れば、ファームウエアの書き換えといったことが可能になり、ECUを物理的に侵害できる。結果は多くのECUモジュールで数時間~数日程度の間にデバッグモードに落とすことが出来たという。これが出来ると、悪意を持って改ざんされたファームエアを車に組み込んで、様々なことが可能になる。たとえば、要人の車に不正なファームウエアを仕掛けて事故を発生させるといったスパイ映画まがいのことも可能になるかもしれない。ただちに一般市民の安全に直結しないまでも、自動車メーカーやECUのメーカーは対処すべき問題だろう。

それ以外には、携帯電話ネットワークに接続されたIoT機器を物理的に乗っ取って、攻撃の踏み台として悪用する話とか、様々な(クラウド)アプリケーションが行う通信の特徴をAIに学習させ、正常な通信を偽装したマルウエアの通信などを検出するといった話などを聞いた。

最後にクロージングのパネルがあったのだが、なんとなく雑談っぽい感じだったので途中で抜けてホテルに戻った。疲れたので少し横になってから、日本とのリモート会議を1時間ほどやって、その後飯を食いに外に出る。

さて、どこへ行こうと考えたあげくに、バスに乗って少し北の方にある、以前行ったことがある寿司屋に行くことにした。

しかし、行って見たら、もう閉めるところだと言う。時間的にはまだ午後9時前。不夜城のベガスにしては早すぎる。仕方が無いので同じモールにあるイタメシ屋でこんなものを喰う。

これは、結構うまかった。しかし、寿司を食えなかったのは残念。この寿司屋は、まともな和食を出すので気に入っていた。寿司だけでなく、天ぷらなどもからっと上がっていてなかなかいい。しかし、そんな早い時間に閉めてしまうとは、客が減っているのだろうか。聞けば、この国の現「国王陛下」のめちゃくちゃで、反感を持った国外からの観光客が激減しているとのこと。あるメディアは「閑古鳥」などと表現していたが、それはメディア流の「大袈裟」としても、たしかに以前に比べて人が減っている感じはする。ネバダはたしか、紅組が勝った州なのだが、思わぬしっぺ返しを食った形である。

そんなことを考えながら宿に戻る。さておき、今夜は満月のよう。いい感じの月が空にかかっている。まだ時間的には10時前だが、たしかに人が少ない感じがして、ちょっと寂しい。

さて、今回の主目的は今日で終了。明日、明後日はちょっと遊ぶつもりである。

Black Hat Briefings 1日目

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今日は朝からBlack Hatに参加。8時過ぎにホテルを出て、会場のマンダレイ・ベイホテルまで歩く。会場に着いたら入り口で長蛇の列につかまる。キーノート会場に入る前の朝食待ちである。こんなことなら、先に飯を食ってくるんだったと思いつつ、コンチネンタルな朝食をゲットしてキーノート会場のアリーナへ。会場はほぼ満席。久しぶりに参加したBHだが、やはり人気は高い。初日のキーノートはMicco Hypponen氏。話はマルウエアの歴史。私のような年寄りには懐かしい話である。しかし、会場にいる人たちで、こうした話をリアルで知っている人は何人いるのだろう・・と少し遠い目になる。

キーノートの後、最初に聞いたのは、Windowsのイベントログの仕組みに介入してEDRを回避する話。WindowsにはETW(Event Tracing for Windows)という仕組みがあって、これを介して、アプリケーションがリアルタイムにイベントログを生成、取得できる。最近のEDRなどイベントログ監視を行うアプリケーションの多くがこの仕組みを使っているらしい。カーネルレベルで直接コードを組み込むよりも安定性に優れ、パフォーマンスも確保出来るということなのだが、これに、色々と問題があって、ゴニョゴニョすると、EDRなどイベントを読み込むシステムに悪影響を与えることが出来ると言う話である。問題のいくつかは既にマイクロソフトによって修正されているようだが、依然としていくつか悪用可能な問題が残っているという。悪用はさておき、ETWそのものは面白そうなので、そのうち時間をとって遊んでみようと思う。

次に聞いたのがApple AirPlayの脆弱性に対する攻撃の話。AirPlayそのものだけでなく、デバイスをAirPlayに対応させるためのSDKにも問題があり、それを悪用してサードパーティーのデバイスを攻撃するといった話である。スマートスピーカーの攻撃デモを見せてくれたのだが、こうした脆弱なデバイスが更新されないままに使われている状況はちょっと寒い。いわゆるIoTの世界では、ファームウエアのアップデートが難しいデバイスがまだ多く存在する。機器のメーカーからすれば、逆にサードパーティーであるAppleから提供されたSDKに脆弱性があるという、いわばサプライチェーン問題になるわけだから、さらに問題は複雑だろう。様々なデバイスが繋がる時代にあって、脆弱性対策の難しさを実感させられる内容である。

昼食の後、眠気がきつくなってきたので、一旦ホテルに戻り、午後の最初のセッションをパスして昼寝する。それから会場に戻って聞いたのが、フィッシングメール訓練の有効性検証の話。端的に言えば、メール訓練はほとんど効果が無いから、もっと違うところに金を使おうという結論。いわく、誰も科学的に効果を検証しないままに、訓練が広く行われるようになっている点が問題だとのこと。実際、訓練(に加えて、関連する教育)を受けた人とそうでない人の差は僅か1.7%に留まると言うから、これが事実ならば、やり方を見直す必要がありそうだ。ちょっと極論に聞こえるのだが、論文もあるようなので、一度ゆっくり読んでみようと思う。たしかに、猫も杓子も「メール訓練」に走っている現状はちょっと問題かもしれない。効果測定もそうだが、使うメールの難易度設定や、啓発のための教育プログラムの選択が十分慎重に行われているとは言いがたい。詐欺と同じで、プロを相手に素人が対抗するにも限界がある。もちろん、手口を学習することで、ある程度耐性はつくが、それもあるレベルまでで、それ以上のレベルを一般のユーザに求めてはいけないだろうと思うのである。訓練は無意味とまでは言わないが、限界があることは間違いない。その限界を見極めつつ、限界を超えた攻撃に(組織として)どう対処するのかを合わせて考えることが重要なのだろうと思うのである。

もう一つ興味深かったのは、Googleの人たちが、フォレンジックにAIを使う話をしていたこと。Sec-Geminiというセキュリティに特化したAIを使い、GCPのディスクイメージからツールを使って抽出したアーティファクトを分析させるという話である。こうした作業は大量のログやデータと格闘することになるのだが、そこにAIを上手く使えれば、技術者の負担を大きく軽減できる。実際、彼らの実験では、ある程度分析の方向性を与えてやることで、エキスパートの作業と遜色ない結果を得られるとのことである。さらに興味深いのは、細かな方向性を示さなくても、かなりいい結果を出してくれるとのこと。しかも、これらの作業をさせるための費用(利用料)は極めて安いという話だから、実用化が待ち遠しい。現在テスト段階で、テスターも募集中とのことである。ちなみに、Geminiは日本語読みだとジェミニになるが、英語(米語)読みだとジェミナイとなるようである。

最後にもうひとつ、某東方大陸国家によるファイアウォール攻撃キャンペーンの話を聞いたのだが、ちょっと眠気がきつくなって落ちてしまった。後で資料を読んで復習しておこう。

そんな感じで初日は終了。一旦ホテルに戻って一休み。

休憩時間とかに中途半端にあれこれ喰ってしまったので、あまり腹も減っていないのだが、飯を食わないと夜中に腹が減っても辛いので、とりあえず食いに出ることにする。

結局、「軽い物」という選択肢で行く店は決まってしまい、いつものBubba Gumpでいつものサラダなどを喰うことになった。

サラダと言ってもアメリカンサイズなので、これもちょっと食い過ぎである。腹ごなしがてら、ぼちぼち歩いてホテルに戻る。

ホテルに戻った時点で今日の歩数は1万9千歩あまり。ちょっと歩きすぎである。カロリー消費よりも腰痛悪化などのリスクがあるので、歩きすぎには注意しないといけない。(苦笑)

そんな感じのBH初日。とりあえずホテルのカジノで「ツキの女神様」に少しお布施をしてから部屋に戻ってこれを書いている。明日もまた終日BH聴講の予定だ。

凍える灼熱の街

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一夜明けてのラスベガスは快晴。ホテルの窓からはお隣のルクソールホテルのピラミッド。その先に、今回、Blackhatの会場になっているマンダレイ・ベイホテルが見える。

朝飯にソーセージマフィン風のを下の売店で買って食い、午前中に会場へ行ってレジストレーションを済ませる。

本番のBlackhat Briefingsは明日から。今日はとりあえず、バッジとバックパックをゲットして終了。またホテルに戻る。ホテルから会場までは、ずっと屋内で移動できるのだが、例によって屋内の冷房は強力である。半袖短パンには寒すぎるので、長袖を・・・荷物に入れてきたはずだったのだが、見当たらない。明日からのイベントでは致命的なので、とりあえず現地調達した。一方で屋外は熱風が吹く砂漠の猛暑である。気温は40℃を越える時も少なくないのだが、最近、日本でもこの温度は聞き慣れてきた。これまた致命的な暑さなのだが、砂漠地帯で湿気が殆ど無いので、日陰はまだ過ごしやすい。熱風が涼しく感じるのは不思議だ。日向は長居すると、こんがりと焼けてしまいそうなくらいのオーブン状態。上からだけでなく、焼けた路面からの熱気が半端ではない。まぁ、昼間は屋内を歩くのが無難である。

時差ぼけもあって、午後は部屋でゴロゴロして過ごす。5時前にホテルを出て、お隣のホテル(ニューヨーク・ニューヨーク)に向かう。

今日は7時からオンライン打ち合わせの予定だったので、早めの晩飯である。ここのステーキハウスは気に入っている店の一つだ。とりあえず、近くに泊まったら一度は食いに来る店である。

今夜はクラムチャウダーにグリーンサラダ、メインはフィレステーキである。いい感じのミディアムレア。肉も柔らかい。

昔のように毎晩肉を食う元気はないのだが、それでも一週間の滞在で1~2回は喰わないと元気が出ない。そんな感じで晩飯を終え、外に出たらまだ日没前。日差しは弱まったが、焼けた地面からの熱は、依然として厳しい。

ホテルの窓からは、空港も見える。離着陸する飛行機を眺めるのもいい時間つぶしだ。

オンラインの打ち合わせを終わる頃には、ようやく日が沈んだ。ちなみに、午後8時は日本時間の正午である。米国太平洋時間のゾーンと日本との打ち合わせは、これくらいの時間までが限界。今回は午後の定例打ち合わせを午前に移してもらった次第である。

そんな感じで時差調整の初日が終わる。明日、明後日は終日Blackhatの聴講である。寝落ちしないよう頑張ろう。(苦笑)

夏の高飛び

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今朝も快晴。気温は7時台で既に30℃越え。朝飯前に散歩に出たものの、暑いのですぐに撤収。

とりあえず朝飯を食い、ざっとシャワーを浴びてから荷造りしながら洗濯。予想通り、洗濯物は1時間ほどで乾いた。で、猛暑の中、重い荷物を担いで駅まで。それだけで、身体の水分の半分は持って行かれたような気がする。で、やってきたのが羽田である。

毎年恒例の夏の高飛び。行き先はラスベガスである。とりあえず、ラウンジで搭乗準備(笑)。

カレーの臭いには逆らえない。ビールでほろ酔いになり、搭乗時刻までまったり・・・。で、これが搭乗機。ミネアポリス行きのAirbus A350-900である。

西海岸に近いラスベガスへ行くのに、中部のミネアポリス経由は、ずいぶん大回りなのだが、LA経由の最短コースは値段がやたら高い。もはやエコノミー旅は命に関わる(大げさ)歳なので、ビジネスクラスを買うと、ルートによって30万以上値段が変わるのである。LA(LAX)に比べるとミネアポリス(MSP)はなぜか安いのである。なので、往路はよくMSP経由となる。11時間ほどのフライトはそれなりにゆっくり寝られるので悪くない。ラスベガスまで、さらに3時間ほどかかるのだが、タイムゾーンが中部時間から太平洋時間に変わって時間が2時間巻き戻るから、現地の夕方には到着出来る。どのみち早く着いてもホテルに入れないからこれくらいがちょうどいいのである。

とりあえず、そんな感じで搭乗。出発はおよそ30分遅れ。まぁ、乗り継ぎ時間には余裕があるので問題なし。機内食は和食っぽいのを事前に選択していたのだが、いつもの和食とは違って前菜は洋風。

白ワインでほろ酔いになる頃には、窓の外はそろそろ夕焼けになる。

カムチャツカの火山噴火の影響か、今回はしばらく東へ飛んでから北上するルートである。ちなみに、これが機内食のメイン。こちらはなんとなく和風。魚の西京焼きとライスである。

例によってデザートのアイスクリームまで完食して、それからしばらくダウンロードしてあるアニメなどを見る。それから到着前の軽食が出て来るまで寝る。途中、ちょっと腰が痛くなって難儀したが、態勢を変えながらどうにかしのいだ。ちなみに、到着前のチョイスはチキンカレーである。機内食でカレーが出てきたのは初めて。準備中から機内に臭いが立ちこめるので、これを選ぶしかなくなってしまうのである。カレーが嫌いな人にとってはメーワクかもしれない。

そうこうしている間にミネアポリス到着。ミネアポリスのイミグレは一昨年の別室連行事件でちょっとトラウマがあるのだが、今回はすんなりと通過。参加するコンファレンスのInvitationを印刷しておいたのがよかったかもしれない。ちなみに、家を出る際に印刷を忘れて、羽田のラウンジで印刷した。便利な世の中である。

現在、ミネアポリスのラウンジでこれを書いている。ベガス行きの搭乗までまだ1時間。これから、Uberの予約と、ホテルのオンラインチェックインをしながら時間をつぶす予定である。


【追記】

で、17時半のラスベガス行きに搭乗して、ミネアポリスを離陸する。ここから3時間弱のフライト。

行程の半分くらいは雲の上。半分くらい飛んで、デンバー付近のコロラド高地からロッキーを越えたあと、こんな荒涼とした景色が続く。

ラスベガスに近づくとミード湖が見えてくる。有名なフーバーダムのダム湖である。何年か前に周囲を車で走った時は水不足でかなり干上がっていたのだけど、今は水位も戻っていそうだ。

そんな感じで飛行して、ほぼ定刻にラスベガスに到着する。到着ゲートがまだ空いておらず、誘導路上でしばらく待機。着陸前からトイレを我慢していたので、ちょっと冷や汗をかく。とりあえず無事降機して、予約していたUberでホテルへ。ホテルはいつものエクスカリバーである。

機内でハンバーガーを食ったので、晩飯は抜くつもりでいたのだが、小腹が空いたので軽い物を食いに出る。

あっさりして軽い物という選択肢はほとんどなく、結局、いつものBubba Gumpに行って、クラムチャウダーとサラダ、そしてコロナを2本。

飛行機でずっと座っていたので、ちょっと腰が痛くなって、帰りはちょっと辛いことに・・。こんな夜景を見ながら、コンビニで水などを買ってホテルに戻り、腰に湿布薬を貼る。

そんな感じで、明日から一週間ラスベガスである。

猛暑と出不精

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8月に入って、とにかく暑い日が続いている。昼間は出歩く気がせず、エアコンをかけて家にこもっているから、すっかり運動不足である、

散歩は朝と夕方なのだが、朝はちょっと寝坊すると気温が30℃を超えてしまって、ちょっと辛くなる。昨日はかろうじて早めの時間に散歩した。少し雲があったのも幸いしたのだが、それでも帰ってきたら汗だくになっていた。

こちらの「お山」も久しぶりである。

今日は二度寝してしまったせいで出遅れて、夕方まで一日家にこもってゴロゴロしていた。不健康極まりないのだが、下手に出歩いて倒れでもしたら洒落にならない。ベランダの外気温は午後の瞬間値で40℃に達した。まぁ、直射日光があたるベランダだから・・というのもあるが、結局、炎天下を歩いた場合の体感もそんなものだろう。そんなわけで、午後6時を過ぎてから、買い物がてら少し歩く。入江川公園では、こんな感じで盆踊りの準備中。

この時間になって、ようやく猫たちも一息といった感じだ。毛玉にこの暑さは、さぞかし辛かろう。

もう薄暗くなってから撮ったので、ちょっとピンボケである。結局、週末は何もせずゴロゴロしていたのだが、明日から一週間高飛び。まぁ、これで強制的に動くことになるので、怠け癖がつくのは避けられそうだ。毎年恒例のラスベガスだが、今年は麦酒片手のDEFCONではなく、ちょっと真面目にBlackHatに参加する予定である。